tipToe. 5th ONEMAN LIVE『before the last dawn』──いつか遠い思い出になるこの今を──

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2024年3月22日。場所はVeats Shibuya。アイドルグループtipToe.の5度目のワンマンライブが行われた。

 

前回のワンマンは12月、バンドセットだった。その日は12月とは思えない暖かさだったが、今日は3月も下旬とは思えないほどまだ寒い日だった。まるで季節が先に進むのを拒んでいるかのようで、それは彼女たちにいずれ会えなくなる寂しさを、ほんの少し和らげようとしてくれていたのかもしれない。

 

だがしかし、この日彼女たちははっきりと示した。そう、最後の日をはっきりと示したのだ。『before the last dawn』終わりに向かうこの日のライブで彼女たちに迷いや憂いはなかった。ただ前を見て、今このステージを全力でやり切った。ものすごいライブだった。これまでもtipのライブで衝撃を受けたことは何度もあったけど、今日この日のライブはあまりにも強烈だった。このライブを見ずに終わる人生は、今の自分には考えられない。

 

 

 

 

 

 

 

 

tipToe.はいわゆる地下アイドルグループである。現在のメンバーは未波あいり、宮園ゆうか、柚月りん、藍田あらん、小宵めみの5人。メンバーは3年間の所属年限が決まっており、現在のメンバーはtipToe.2期。加入タイミングにバラつきはあるが、今年の6月を目途に全員がtipToe.としての活動を終了する。

 

tipToe.の一番の魅力はなんであろうか。私は「本気」であることだと思う。メンバーはもちろん、運営も、クリエイターも、フロアも、ここまで「本気」の純度が高い空間はそうはないんじゃないか。そしてなぜそこまで本気になれるのかと言えば、理由はいろいろあるだろうが、やはり活動期間が、「終わり」が決まっているからなのだと思う。実際自分も、終わりがあることが初めからわかっているから本気になれた部分がある。多分他のオタクも、そしてメンバーも多かれ少なかれそういうところはあるんじゃないだろうか。

 

今日、家を出る前、テレビでセンバツ高校野球の試合を見ていた。報徳学園愛工大名電。両チームランナーは出しながらもここぞというところで両投手が踏ん張るロースコアの接戦。1-1のまま延長タイブレークに突入。10回の表、犠牲フライの1点にとどまった愛工大名電に対し、その裏報徳学園は押し出しとセンター前のサヨナラタイムリーで2点を奪いサヨナラ勝ち。彼らの試合では、当然彼らの本気がぶつかっていた。彼らが高校球児でいられる期間は約2年半。それが彼らの過ごせる青春の期間だ。

 

 

言うまでもなくtipが定めている3年という年限は学生の3年間を強く意識している。衣装も制服風だ。例えば部活に打ち込むように、例えば友達と何気ない放課後を過ごすように、彼女たちはtipとしての期間を過ごしている。大人になってから我々は3年というスパンで何かをすることがあっただろうか。大人は死にさえしなければ、意外と時の流れにとらわれないで何かをすることはできるように感じている。だが学生にとって「学生でいられる3年間」という期間はあまりにも強固で、泣いても笑っても基本的には動かすことのできないものだ。彼女たちメンバーにとってもそれはたぶんそうで、(しかも彼女たちは高校生を経験しているからなおさら)3年間という期間について、その中で自分ができることについて、そしてステージでのパフォーマンスとして、本気で考えて本気で取り組んでいる、取り組めているのではないかと思う。

 

 

今のtipは、はっきり言って絶頂期だと思う。ステージ、フロア、スタッフ、全てがバッチリと噛み合っていて、ライブでは毎回これ以上ないくらい満足させてくれる。tipに通っていると勘違いしてしまいそうになるが、これは全然当たり前のことではない。毎週どころか週に2回も3回も浴びていいようなレベルではないのだ。実際対バンなどでも、見知らぬオタクがtip楽しかった、良かったと言っているのを聞いたのは一度や二度ではない。でも彼らは往々にしてtipはもう終わってしまうから、とも言っている。それは正直もったいないと思う。このライブを良いと思える素敵な感性があるのなら、その良いライブをこれからも何度も浴びて欲しいし、tipの活動は終わってしまうからといってそこにかけた情熱が無駄になるようなものでは絶対にない。例えば学生時代の思い出がその後の人生でもずっと残っているように、部活の友人との付き合いが大人になってからも続くように、「一緒に青春」をする時間があれば、きっとその青春はこれからの人生をも彩ってくれる。自分はtipに本格的に通うようになってまだ半年しか経っていないが、たぶんこの半年は人生で一番濃い時間だったと思うし、この半年の間の思い出がきっとこれからの人生で死ぬまでずっと宝物になるんだろうなと思う。だからやっぱり、tipに深く入らない理由が「終わってしまうから」なのだとしたら、それはもったいないことだと感じるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日のライブが始まる前、なんだかすごくソワソワドキドキしていた。多分自分以外のオタクもそうで、今日ここで何かものすごいことが起こるんじゃないか、そんな期待と畏れの入り混じったような雰囲気が漂っていたように感じた。

 

 

果たして、今日のライブを浴びた自分は、何か使命感のようなものをもって今この文章を書いている。こんなにもすごいグループだから、自分のように何かを受け取ることができる人はきっとたくさんいるはずで、ずっと三次元のアイドルに興味がなかった自分が今こうなっているように、アイドルオタクという文脈の外からでもこのtipToe.というグループは見て欲しい。そういう勧誘としての文章でもありつつ、でもやはり、今日自分がステージを見て感じたものがあまりにも大きすぎて、文章にしたい、しなければという自分の中の感情が止められないという方が大きい。

 

 

 

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今日のライブのセットリストは上の通り。シャッターチャンスまではアゲアゲ、レゾンデートルからMy Long Prologueの時点でもうだいぶ大変なことになっていた。Cider Aquarium、Letter、そして新曲のblue eyes trip。カッコ良かった。そしてその次の茜からがすごすぎて、本当に動けなかった。ただただ彼女たちの歌を聴いて、ダンスを、表情を見て、そして涙を流すことしかできなかった。アンコールはひたすら楽しいが詰め込まれていた。オタクもメンバーもみんなすごく笑顔で、幸せだった。とても幸せだった。

 

 

今日のライブでは、3月頭から活動を休止していたりんちゃんが一部の曲で参加した。(といっても参加しなかった曲の方が少なかったが) ここ2週間、tipは4人で活動していた。それは決して物足りないステージではなかったが、今日5人のパフォーマンスを見て、りんちゃんのパフォーマンス自体の凄みもそうだが、5人が揃っていることで全員が120%、150%の力を出せているんだなと感じた。今日の曲で言えばやはりレゾンデートルや勿忘草と花雨など、りんちゃんの歌唱──というよりも魂の叫びと言った方がいいだろう──を食らったときは、もう何か言いようがないのだけど心が震わされてしまった。当たり前すぎる当たり前だけど、今の5人のtipToe.は、5人いないとダメなんだと思った。

 

 

あいりは1期からの"tipToe.のオタク"だ。今日のあいりからは、そんな自分が大好きなグループでワンマンライブをやれること、その中で自分がステージに立ってパフォーマンスをできることの喜びみたいなものがすごく伝わってきた。5人の中で最年少でありながらグループの中では一番先輩で、引っ張っていくとか自分が前に出るとかというタイプではないけれど、自分がこのグループのことを一番愛しているのだという揺らがない自信がある。ともすればどこかへ飛んで行ってしまいそうな危うさをはらむこのグループのなかで、あいりがいつもここにいてくれることは、きっとものすごくtipToe.の支えになっているのだろうなと思う。今日、僕らの青のときの照明がとてもきれいで、そこで照らされたあいりが(いつもかわいいのだけど)とても美人で、すごく印象的だった。

 

 

ゆうかはすごく考えてパフォーマンスをするタイプだと思っているけれど、今日は何かすごく良い意味で力が抜けて気持ち良く歌えていたように感じた。それでいて茜などではものすごく気持ちが入っていて、届けたいという気持ちはいつも以上にこちらに伝わってきた。ライブ中のゆうかは自分のオタクへのレスを欠かさなくて、そのときにほんとに全員に配ろうとしているのが自分のライブ中のゆうかの好きなところなんだけど、今日はそういうのに加えて、シンプルにゆうか本人がいつになくライブを楽しんでるなというのがすごく伝わってきて、それがとてもうれしかった。それは表情とか、ライブ中のちょっとした動きとかから伝わってくるんだけど、例えばシャッターチャンスの途中手遊びが入るパートで前の方のオタクともうめちゃくちゃわちゃわちゃしてたのが本当に良かった。ゆうかの楽しいが溢れてよくわからなくなってる姿が本当に愛おしい。

 

 

めみもとにかく今日は気持ちよさそうに歌っていて良かった。やらなきゃが強く出る人だから、今日はりんちゃんがいて5人そろって安心できた面はあると思う。そして何よりアンコール後のめみがずっとニッコニコで、めちゃくちゃ楽しそうでめちゃくちゃかわいかった。シンガーソングトラベラーの2サビ前も久しぶりに「いいだろぉ!」とぶっとい声でやってくれたのもうれしかった。今日みたいな日が彼女の自信になって、いつか揺るぎのない人生の柱になればいいなと思う。

 

 

ただなんといっても今日はあらんちゃんの歌が本当に良かった。My Long Prologueの2Aパートあたりであらんちゃんいつも以上に声出てるなと気付いたけれど、その後もずっと全部良くて、正直今日はかなりあらんちゃんを目で追っていた。それぐらい今日のあらんちゃんは仕上がっていた。先日初披露の新曲スターゲイザーでは2Bがあらんちゃんパートだったのだが、正直なところそこは本来りんちゃんパートなんじゃないかなと思っていた。(初披露から5人でやるのは今日が初めて) でも今日もあらんちゃんがここを歌っていて、そこのあらんちゃんがすごく好きだから、それはなんだかうれしかった。今日ライブが終わった後何人かのオタクに、今日のあらんちゃん歌エグかったと言ったらみんな激しく同意してくれて、そういうのが伝わっているのが本当に良いなと思ったりした。

 

 

 

 

 

このセットリストでいうところのChapter3、茜から始まるところ、そこが自分にとっては本当にものすごかった。たぶん今日、初めて茜でちゃんと泣けたと思う。自分はtipの1期はまったく通っていないし、2期の文脈に乗ってからも日が浅い。茜は良い曲だと思いながらも、「そういう曲」としてどこか少し自分から遠いところにずっとあったような気がする。それが今日は、どういうわけだか真っすぐに刺さってきて、涙が止まらなくなってしまった。それは自分がtipToe.に前よりもどっぷりつかったからだというのもあるだろうし、セトリの流れということもあるだろうし、何よりも彼女たち自身が自分たちの曲としてこの茜を歌っていたから、そしてそれを自分が真っすぐ受け止められたからなんだと思う。茜に刺された、茜で刺されることができたということは、多分自分にとって大きな意味があるんだと思う。

 

アフターグロウ。今日のライブの前、オタクが夕陽の写真をツイッターに上げていた。それを見て、自分は渋谷に向かう電車のなかで、席を立って窓際に立ち、スカイツリーに沈んでいく車窓の夕陽を撮っていた。そしてそのときアフターグロウを聴いていた。ステージはオレンジ色の照明に照らされていた。暖かい色だった。優しい歌声だった。

1番のサビ、『君がくれるその優しさも 心の中にただ焼き付けて』の歌詞。ちょうどそこでゆうかが自分のすぐ前の立ち位置で、この歌詞を聴きながらゆうかがよく自分のことを優しいと言ってくれることを思い返していた。そうしたら『心の中にただ焼き付けて』で大切そうに胸にしまうゆうかの手がとても愛おしく思えて、たまらなくなった。多分この日、自分にとって一番忘れられないのはここになるんだろうな。

 

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Letter、大好きな曲で、どうやら今年に入ってからシンガーソングトラベラーの次に聴いている曲らしい。正直ライブで聴く機会は多くないので、今日この日のセットリストで聴けたのはものすごくうれしかった。前リンワンとの対バンのときに勿忘草と花雨の後にLetterをやり、そのつなぎが自分はすごくしっくりきた。ラスサビの『またいつか会えたとき 君の出した答え聞かせてよ』が大好きで、別れのその後を感じさせるように自分は聴いている。今日は最後の日の発表があったり、セットリスト的にも別れを強く意識させるものだったからこそ、Letterが入っていることに救われているところも自分はあるのだろうと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今日、ついにラストライブのアナウンスがあった。6月24日(月)@Zepp Shinjuku、そして7/21(日)@中野ZEROホールである。6/24は前々からライブの予定だけはスケジュールに入っており、おそらくこの日がラストなんだろうとみんな思っていたと思う。ただ、最後は土日でできるだけ多くの人に来て欲しい、ということもあったらしく、7/21が決まったようだ。思っていたより期間が伸びることは、自分は単純にうれしい。少しでも長い時間を彼女たちと一緒に過ごしたい。それに、そうやって少しでも多くの人に見てもらいたいと運営側も考えて、そうやって動いてくれていることも自分はうれしい。特にここ最近のtipを見ていたら、こんなに素晴らしいグループは絶対に一人でも多くの人に見てもらいたい、一人でも多くの人に届けたいと思うに違いないからだ。

 

 

 

私はtipToe.のファンになってまだ1年も経っていないが、このグループに出会えたことを心から誇りに思うし、一生この時間を大切な思い出として抱えながら生きていくんだろうなと思う。こんなにも自分の人生を豊かにしてくれたものはそうそうないし、今後もそう簡単に出会えるものではないだろう。

自分のようにこのグループからたくさんの幸せを、たくさんの思い出をもらえるはずの人がこの世界にはきっとたくさんいて、その人にtipToe.が届いてほしい、受け取ってほしいと最近は特に強く感じている。残り4ヶ月、もう少ないと感じるかもしれない。でも単純な話現場は毎週あって、何も遅すぎることはない。それにいつであろうと、出会えたときがそのタイミングなのだから、そこから始めることはその人だけの物語になるんだと胸を張ってほしい。自分は去年の今頃TLのフォロワーがいつの間にかアイドル(小宵めみ)にドハマりしているのを見て興味を持ち、そこからtipに入っていった。そうしたら今こんなに幸せな時間を過ごせていて、そのフォロワーにはすごく感謝しているし、多分一生感謝し続けると思う。なぜならtipと過ごした思い出は、一生の宝箱にしまわれるものだから。感謝されたいわけではもちろんないけれど、自分がオタクをやっているのを見て興味を持ってくれたものに自分のフォロワーが自分と同じくらいドハマりしてくれたら、多分自分がめちゃくちゃ気持ちいいと思うんだよな。そんな気持ちになりたいという不純な動機も添えて、この文章を読んだあなたにtipToe.を見て欲しい。

 

 

 

 

 

「みんなで青春しませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

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2023.07.08~09 酒とうどんとナナニジ夏祭りと

普段はnoteに書いている日記の出張版です。





ナナニジ夏祭り福岡公演。

ライブで福岡に遠征するのは初めてだったりする。今回のツアーは全通予定だが、ツアーというもので全通をすること自体も人生で初だ。極めて自然に全通という選択をとれたことも、去年の自分に伝えたら驚くだろうな。




7月8日。

夕方の飛行機で福岡へ前乗り。予想はしていたが悪天候のため到着が遅れる。当日であれば気が気でなかっただろうが、前日入りなので鷹揚に構えてアニメを見る。(鷹揚って言いたいだけ)


ホテルにチェックインし、目星をつけていた近くの居酒屋へ。海鮮系で地元の日本酒も揃っていた。マスターの奥さん?がどこかで見たことあるような……?かわいかったです。


あまりこちらでは聞かない日本酒を3つ、青蜻蛉、寒北斗、黒兜。どれも美味しかったが寒北斗がスッキリ系で一番好きだった。見つけたら買いたいけど今のところ置いてるの見たことないな……。





食べ物は炙り明太、刺身盛り合わせ、地鶏たたき、おにぎり(明太子)を頼んだ。
どれも満足。明太子はやっぱ炙りが一番好きだな。欲を言えばマヨネーズが欲しいぜ。刺身も贅沢だった。でも一番美味かったのは地鶏たたきかもしれん。

常連っぽいデカいにーちゃんがおにぎり頼んでたんだけど、米1合ちょい使ってるとかいうクソデカいおにぎりでめちゃくちゃ良かった。一瞬で食い終わってたのも最高だった。自分は普通サイズでしたが美味しかったです。ごまさばお茶漬けも美味しそうだったな。


しめて7,430円。ひとりで日本酒3合飲む上客と化した。今日は馬券買ってないことを考えるとプラスまである。


ホテルに戻って計算中を実況して(そのためにわざわざパソコンを福岡まで持ち込んだ)、それからラーメンを食べにまたホテルを出る。計算中怒りクイーンめっちゃおもろかったね。永峰ちゃんマジで最高だったのと西浦ちゃんがリーダーの魂を受け継いで電車で共感稼ぎまくるのよかった。あと全方位共感しまくる八神ちゃんね。あと足がちっちゃい織原ちゃん…………。



居酒屋でバカスカ飯食って酒飲んでからラーメン替え玉まで頼む暴れん坊将軍と化した。美味しかったです。






7月9日。

雨だしどうするかな〜と思いながら、とりあえず博多港を目指す。意外と雨は強くない。フェリー(というかクルーザー)にのって海の中道へ。
海の中道には水族館がある。とにかく暑いので涼しい場所を求めて。

日曜ということもありファミリーで大賑わいだった。ちょうど良いくらいの規模感で展示も面白く、行ってよかった。太刀魚だけの水槽があって、ライトに照らされる太刀魚が本当に美味しそうで美味しそうで…………。マジで太刀魚食いて〜〜〜〜。






あとラッコがデカくてかわいいよりも先に(か、勝てねえ……)が先にきた。




水族館を後にし、海の中道駅から香椎線を2駅乗り、奈多駅下車。国道を少し歩いて福岡で一度食べてみたかった牧のうどんへ。年代を感じさせる看板と店構え、駐車場には車がたくさん。これよ。空港や博多ではなくロードサイドの店舗に足を運んでよかったぜ。

頼んだのは肉うどんとかしわご飯。新じゃが入ったんですけどどうですか!とコロッケをおすすめされたのでそれも頼む。2,3分で運ばれてきた。


なんとなく聞いてはいたけど量多くない?食っても食っても減らなくてうどん屋さんでフードファイトすることになるとは思わなかった。肉うどんは600円だったけど、素うどんとかだともっと安いしこれは強い。もちろん味も美味しい。やわやわ太麺はあんまり食べたことない感じだったけど伊勢うどんともちょっと違って面白かった。なんとか完食。



食べ終わって外出たら爆裂に強い雨、爆裂強雨(ばくれつきょうう)が降っててたすけて〜と思いながらバス停まで走ったらズボンがびっしょびしょになりました。


バスを乗り継いで1時間弱でZepp Fukuokaへ。博多港から船、鉄道(香椎線)、路線バスを使って回るのかなり満足度高い。みんなも複数の交通機関を使って一筆書きで目的地回れたらうれしくなるよな!?




……というわけで前置きが長くなったがナナニジ夏祭り福岡公演の時間。4,5列目の上手側に陣取った。ラッキーなことに隣席が空いたままだったので踊るぜ!



セトリは横浜公演と変わらずだった。好き嘘とか神決めのところぐらい変わるかなと思ってたけど、個人的には正直変えるとこないな〜と思ってたのでセトリ固定はうれしい寄り。羽田夜でガラッと変えるかなってのとまあそんなに何曲も練習するヒマなかったよね……てのと。


グッズの手ぬぐいどうするか問題があったのだが、横浜で月城がやってたのを参考に今回はねじり鉢巻スタイルでやってみた。これだと誰の手ぬぐいかはわからんけど夏祭り感は一番出るかな。自然連番の麻丘オタクもねじり鉢巻スタイルだったんだけど、アンコールの神決めのときに麻丘が鉢巻を触る仕草をしながら笑ってくれたので二人でめちゃくちゃニヤついちゃった。ねじり鉢巻スタイル、継続。



個人的にだがペンライトどうすんだい問題もあった。ペンラ、色がちゃんと意図してるのになってるかとか電池切れてないかとかガッツリ踊ると邪魔になりがちとかの理由で苦手なんですよね。今日は花火の花火のところ(あれきれいだったね)とNRBのところと循環バスだけ振ったんだけど、逆に開幕〜韋駄天とかは振ってもいいかな……と思った。こうやってオタクは丸くなっていく。



横浜のときは未来理解者僕環あたりで聴きたい曲連続で浴びすぎて情緒不安定になり、出て行く白沢で不意に涙が流れたりしたが、今回はただただ素直に楽しめた。NRBもね。どうなることかと思ったけど始まってみればそれぞれ個性が出てちゃんと楽しくてよかった。謎のラップの神の人がメンバーを呼び捨てで呼ぶやつのファンです。横浜ではDeNA、福岡ではソフトバンクのキャップだったけど、大阪では阪神は被らず(あいつらは虎のタテジマを見ると所構わず六甲おろしを歌い出すんだ)、南海か近鉄でお願いします。でもなあ、今阪神もなんばには乗り入れてるんだよな。まあ阪神はあくまで兵庫の球団だからさ……。



やっぱ振りコピ一番楽しいのはホロスコープだなと思った。読みかけの漫画もだけど振りがシームレスにつながる感じが良いんだよな。なごがホロスコープの振り付けお気に入りって言ってるの、わかるよ……(なごまたユニットシャッフルで踊ってくれ……) ホロスコープはラスサビ跳びポもあってそこも気持ちいいんだけど、今日は最前の真ん中らへんでめっちゃ跳んでるオタクいてマジでうれしかったね。ありがとう。



今日もみんなかわいかった。ほんとにみんなかわいい。好きなアイドルグループがみんなかわいいのってさあ、うれしいよな。



麻丘、上述のねじり鉢巻が一番だけど、ほかでも今日はわりと目が合った気がするぜ。いつものニコニコ笑顔もいいし、中盤の真剣な顔でダンスを躍動するのもあらためてよかった。出て行くの「真っ直ぐに 歩きたいのなら」のところの歌声がめっちゃ好きで、あそこ麻丘下手側なので次は下手を攻めようかな。

月城、ダンスを絡めたラップ良かったぜ。挑戦、していくぞ! 覚醒の「確実に夢を手にする方法なんかあるわけないだろう」を月城が言ってたと思うけど、挑戦的なセリフの言い方が良かった。月城は滑舌等でセリフはどちらかというと苦手な方のメンバーだと思うけど、こうやっていろんなことやろうとしてくれるから絶対伸びるよ。もう伸びてるか。

望月、かわいいね……。最近望月見るたびこの子かわいいなって言ってる気がする。覚醒の横浜一列に並んで回るやつでなごと隣でなんか笑ってたやつ、なんだったのかわからないけどめっちゃ良かった。望月がニコニコだとステージが明るくなるよな。

四条、定期公演とか横浜のラップバトルで見せたような姿をもっとガンガン入れてきてくれ!相変わらず汗ダバダバなところはいいねぇ〜となってしまうが……。ホロスコープで踊ってると目合いがち。(四条あるある)

清井くん、小さな体躯に大きなエナジー。もう身長148センチってみんな覚えたよな? 未来のサビの指差しのところの清井くんの角度のファンです。ラップの開幕でめちゃくちゃのんびりライムを刻むやつ清井くんにしかできないと思うから本当に最高だった。謎の力で望月と並んでセリフ入れるとこも好き。

相川、相変わらず顔ファン。今日はあらためてダンスのキレあるな〜と感じた。なんかのところでくるっと回るやつ、回るだけでもやっぱ惹きつけるものがあるんですよね。あやふやの間奏の振りを相川に習いたすぎて……。

椎名、声良すぎる……。MCで四条も夏要素あるよね〜!ってカットインしたときの椎名の声めっちゃ良くなかったですか? NRBでなごの手を取ってワイパーさせてるやつ…………萌え。

萌ちゃん、隙あらばラーメン食べてて…………萌え。福岡だからラーメン食べま~すって言って後半怒涛の勢いで食べまくるの好きすぎる。替え玉何回したんですか?

なご、なご…………………………………………。なごが笑顔でいてくれる限りは大丈夫だなって安心できる、そんな存在。好き嘘の「そして真っすぐは恋人への道」のところのなごが素敵だなって思うんですよね。大阪のラップバトル、楽しみに待っとるで!

天城、ギャル天城、正直良かった……。萌ちゃんとラーメン啜ってるのも良かったけど、出て行くのあそこで白沢に駆け寄ってハグするところはやっぱりグッときてしまうな。

白沢、ラップはド緊張しててめっちゃかわいかったけど、にしても今日も仕上がっていた。「声優アイドルとして」とかの一言に白沢かなえという人間が宿ってるよなと思う。ホロスコープの「だからもう一度 夜が明けるその前に」は本当に惚れ惚れするんだよな。白沢の歌声、もっともっと聞かせてくれ……。




雨夜河瀬がいなくて寂しいという気持ちは大いにあれど、しかしでも今こうして見ている彼女たちのステージは素晴らしいもので、とにかく楽しい。まだまだナナニジにはお世話になりそうだ。こんなにも楽しい夏祭り、やっぱりせっかくならもっとたくさんのオタクに来て欲しいと思っているぜ。





次は大阪や!

アイドルコネクトのシナリオを最後まで読みました。

今日は2023年4月20日。初めて自分がアイドルコネクトのシナリオに触れたのは2016年11月22日なので、あれから6年と4か月と29日が経った。アイドルコネクトのメインシナリオを最後まで読んだ。

 

やっと?と言われても返す言葉はない。

 

昨年の夏ごろ、ついにメインシナリオを最後までフルボイスで収録したアプリがリリースされた。自分は何よりも先に読んでしまいたいと思っていたのだ。各チームの第1章第1話から、各章ずつ順繰りに読んでいった。メモリア5章まではすでにリリースされていた部分で、何度も何度も読んでいたシナリオだったから、あの頃の気持ちを思い出すように、そしてあらためて噛みしめるように、読み進めていった。でも6章以降、実際にだんだんと読むペースは落ちていった。

 

 

 

 

自分は、怖かったのだと思う。何よりも自分自身があの頃と同じ熱量を同じコンテンツに注げる自信がないことを、薄々心のどこかで感づいていて、でもそんなことは認められなくて、形だけでもその場に止まることがそのときの自分にできる精一杯だったのかもしれない。そしてそんな気持ちを、自分は「最後まで読んでしまってお話が終わってしまうことがつらい」などという使い古されたフレーズで蓋をして考えないようにしてきた。たぶん、きっと、そうなのだろう。

 

 

でもそれは、恥じるようなことではないとも思っている。残念なことではあるかもしれないが、自然なことだ。それにあの頃の熱量はどう考えても異常で、あの時だったからと言うべきのものだったし、あの時に感じたたくさんのことが全部ホンモノで全部宝物であることは今でも、これからも絶対に変わらないものだ。

 

 

 

 

 

今回初めて読んだアイドルコネクトメインシナリオ後半の章も素晴らしいものだった。

アイコネ一番の魅力であるキャラクター描写は健在で、シナリオの中で彼女たちを取り巻く環境が変わってゆくなかで、彼女たちは一人の人間として、ものを考え、言葉を発していた。「壁にぶつかり、悩み、仲間とともに成長する」といったようなありふれた表現に回収されるものではなかったし、声優さんたちが彼女たちを演じる声はそれをより一層鋭いものにしていた。それでいてどこまでも無邪気に、「アイドル」というものが持つ力であるとか魅力であるとか呪いであるとか祝福であるとかいうようなものを信じていて、やはり『アイドルコネクト』という作品はアイドル賛歌なのだと思った。それはとてもうれしく、きっとその輝きは色褪せないだろう。

 

 

一番うれしかったのはメモリア9章のクライマックス、七瀬さんのセリフ。たとえ待たせてしまうことがあったとしても、プロデューサーが体を壊しても、その分よりももっと多くの笑顔を届けてやればいい、「アイドルにはさ……それができるんだから」

 

 

アイドルには、それができる。できるのだ。そういう職業なのだ。そのことを、かつてアイドルだった七瀬さんの口から聞けたこと、それがたまらなかった。アイドルを目指す女の子が言うのでもない、トップアイドルが言うのでもない、プロデューサーのような存在がそれを言うのでもない。「かつてアイドルであった人」がそう断言したのだ。

 

未来というのは不確定、今というのは不安定、だが過去は変わらない。そのときに感じた気持ちや見た景色、それらは何物の干渉も受けない。だから、かつてアイドルであった人がアイドルという存在を評して「たくさんの人を笑顔にできる」というのであれば、それは間違いなくそうなのだ。それこそが『アイドルコネクト』の言いたかったことなのだと思うし、だからこそアイコネという作品のセンターには春宮空子という女の子がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドルコネクトで一番好きなキャラは誰か? ずっと結論は出せずにいた。みんなめちゃくちゃ魅力的なんだもの。でも多分今なら徳前七瀬さんと答えるだろう。それは自分があの時から少し年を取ったからだろうか。……なんて言ったら七瀬さんにドヤされるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、あの頃から変わってしまったことはたくさんあった。

 

アイコネのみんなは変わらなくても、現実は時が過ぎていた。冒頭に書いたように自分の熱量はあの頃ほどとは言えなかったし、生活もあの頃とは変わっている。TLも時が経てばそれなりに様変わりするというもの。もっと広く見れば、今やソシャゲでシナリオが良い(非常に良い)というのはあの頃ほど特筆すべきほどのことでもなくなったし、アイドルをめぐる作品もいろいろなものが世に出た。そして彼女たちを演じる声優さんたちのキャリアもそれぞれに進んでいった。

 

あの頃まだ駆け出しだった本渡さんは今や押しも押されもせぬ人気声優に、アイコネで初めて名前を知った芝崎さんや木村さんはそれぞれアイドルマスターシャイニーカラーズ、ウマ娘というビッグコンテンツ(ウマ娘がまさかここまで大きくなるとは当時全く思っていなかったが………………)のキャラクターを抱えている。だが、今でもみんな声優であり続けてくれている。それは当たり前のことではないし、自分にとってはそれはとてもうれしいことだ。

 

 

 

 

アイコネメインシナリオの後半の章でつらかったことがひとつ(とりあえずひとつ)ある。柚木ミユの関西弁がヘタになっていたことだ。

もちろん、柚木ミユは兵庫から東京へやってきて、そりゃあ時が経てばだんだん関西弁も薄まっていくのかもしれない。でもやっぱり、自分がアイコネで最初にビビっときたのは間違いなくあの柚木ミユのとろんとした関西弁だったから、たまーにイントネーションが「東京かぶれ」になっているミユの声を聴くのはつらかった。「苦手なもの:東日本」はいったいどうしたんだよ、なあ…………。方言監修をする人はさすがにいなかったんだろうけれど、そうか、あのイントネーションでも通ってしまうのか、と寂しく感じてしまった。どうしても、どうしたって、それは寂しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シナリオを最後まで読んだ後、『Star*Trine』と『青春ハイタッチ』を聴いた。

 

泣くかな、と思ったけれど、涙は出なかった。

 

2017年9月17日、秋葉原ゲーマーズイベントスペースで行われたリリースイベント。あの夜「セピア」は「カラフル」に変わった。

彼女たちの物語を一つの区切りまで見とどけて、果たして「カラフル」は「虹」に変わったのだろうか。

 

 

 

あの時のスタートラインは、間違いなく『アイドルコネクト』という物語のスタートラインだった。今日聴いたその歌詞は、自分自身のスタートラインを強く意識させられた。そうだ、自分はまだスタートラインに立ったままなんじゃないか。あの頃と変わらず優しい歌声は、ほんの少しだけ遠くから聴こえたような気がした。

 

 

 

『青春ハイタッチ』の歌詞には、「暗い暗い帰り道 交差点でふと見上げた夜空は キラキラ瞬きながら輝く 私が見てるよ」というフレーズがある。今日、帰り道この曲を聴きながら見上げた夜空に星は見えなかった。曇っていたのか、都会の空は明るすぎるのか。あのリリイベの翌日、快晴の青空を見ながら涙が止まらなかったことを思い出して、少し感傷的になった。

 

 

 

アイコネという作品はアイドルの力をこんなにも信じているのに、もう彼女たちがステージで歌って踊る姿を見ることはできないんだと思うと、どうしようもなく悔しくなった。私たちがその姿を見ることができたのは7曲。あのリリイベの、あの夜だけだった。彼女たち9人が同じステージで歌って踊っている姿は、このままでは永遠に誰も見ることができない。でもそんなことはよくあることで、一度終わったコンテンツがこんな風に復活してくれたこと自体が普通ならありえないことで、彼らは物語の完結をちゃんと我々まで届けてくれて、それに対して感謝を、そう、感謝をするのだ。

 

感謝をするけれど、でも耐え難いほどにめちゃくちゃ悔しい。本当に心の底から悔しい。

 

 

 

 

 

 

彼女たち9人が同じステージで歌って踊る景色を見ることができたら。彼女たちがステージから届ける歌を聴くことができたら。そのとき我々が見たものも、彼女たちが見たものも、きっと夜空の星なんか見えなくしてしまうくらい輝いているはずだ。この期に及んでまだ自分はそんなことを考えている。いや、考えずにはいられないのだ。自分にとって『アイドルコネクト』とはやはりそういうものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は変わり、今自分は22/7というアイドルグループにハマっている。「デジタル声優アイドル」を謳ってはいるが、自分の認識としては「声優アイドル」ではなく「アイドル」だ。一つ言えることは、自分はここまで強烈にアイドルを(作品やキャラクターとしてのアイドルではなく、アイドルという存在としてのアイドルを)好きになったことはなかったし、これまでの人生で感じたことのない魅力とか喜びみたいなものを彼女たちに見出している。

 

でもきっと今のこの気持ちのどこかには、アイコネという作品に出会ったことで自分の中に生まれた何かがあると思うのだ。アイコネが謳いあげたいろいろのことが自分の中に息づいていて、何の因果か今こうやって現実にアイドルを好きになったとき、それらは実感として再び湧き上がってくる。アイドルはたくさんの、本当にたくさんの笑顔を届けてくれるって、確かにこういうことだよなって。彼女たちは同じグループのメンバーで、もしかしたらライバルかもしれないけれど、きっと友達でもあって。「きれーごと」でも、それを信じていたっていいんじゃないかって。

 

 

そういう風に思ってもいいんじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつか、アイドルコネクトが教えてくれたことを、そして自分が実際にファンとしてアイドルを好きになってわかったことを、そうしたいろんなことを混ぜこぜにして、自分なりのアイドル賛歌を誰かに伝えたい。そんなふうなことを、ぼんやりと考えている。

 

 

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2022年振り返り -いろいろ-

2022年のいろいろを気の向くままに振り返ってみます。どんな年だったかな〜



アニメ


新作はだいたい150本完走。けっこう見たな〜という感じです。年間だと去年よりほんの少し多くて歴代最多かも。旧作だと完走したのはデアラ3期とエロマンガ先生くらい。いつものことですが毎クールリアタイしつつ録画を消化していくのに必死で旧作に手が伸びない。
年始の目標でアニメは新作120本、旧作20本以上という数値を立てましたが、目標を達成する気がなかったらしい。逆に1クールの視聴数を30本までとかにしたほうがいいまである。しないけど。録画がたまってても昔のアニメを見ていいよ、と意識改革はしたいです。


今年のアニメをあらためて振り返ると、これまでの人生で一番充実していました。いつだってアニメは「今」が一番面白い。例年なら年間ベストクラスのアニメが冬春夏秋毎クールありました。

中でも人生ベストを更新したと言えるのが夏クールの『Extreme Hearts』。女の子がたくさん出てきてスポーツやってライブもやる欲張り全部セットでありながら、何も犠牲にすることなく全てが"ある"アニメでした。中でもキャラクター描写が抜群。物語(番外編のS×S×SとRISEブログを含む)で彼女たちのことが好きになり、スポーツで彼女たちを応援し、ライブで彼女たちに熱狂する。全てにホンモノの熱量があるホンモノのアニメでした。西村純二監督、一生ついていきます。あと、これだけ自分の好みのアニメが、ネタ抜きにたくさんのオタクに愛されて面白いと言ってもらえたこともこれまでになかった感覚でうれしかった。

冬は『怪人開発部の黒井津さん』。黒井津たむが好きすぎる。この好きは一生残る「好き」です。燈香のこと愛してる。怪人開発をテーマに特撮パロディと労働ユーモアで回すギャグも面白かった。土曜深夜に黒井津さん見てああだこうだTLでだべった時間も愛おしい。

春は『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』。「直撃の……ブルーバレット!!!」技名を叫ぶゴルフアニメを2022年にやってもいいんだ。画的な気持ち良さが抜群で、天才:稲垣隆行ここにあり。広瀬香美さんの歌うOPも非常に印象深い。アニメ自体の面白さはもちろん言うことなしだが、実況という意味でも毎週とても楽しみだった。

秋は『不徳のギルド』。エクハの後じゃなければ声高に今年のトップアニメです!と言えていただろうに……。やってることはエロコメディなんだけど、エロコメディでこんなに真っ当に面白いアニメ作っていいんだ……とある意味で衝撃を受けた。主人公キッくんのツッコミをはじめとした掛け合いのセンスが抜群だったし、演出も飽きさせない工夫があった。かと思えば7話では見応え抜群のアクションシーンもあり、いろいろなことをひっくるめてアニメとしてめちゃくちゃ高く評価している。毎回丸ワイプで締めたり、最終話は全員集合して「ありがとうございました!」と視聴者に語りかけてくれ、ヒロイン全員ver.のEDに入るなど、どこか懐かしさも同居していて安心感があった。監督は『回復術士』の朝岡卓矢さん。完全に名前を覚えたので今後も非常に楽しみ。あと原作期間全巻を大人買いした。

あとキリがないのでタイトルだけ。『CUE!』『明日ちゃんのセーラー服』『賢者の弟子を名乗る賢者』『ハコヅメ』『阿波連さんははかれない』『ヒーラー・ガール』『可愛いだけじゃない式守さん』『魔法使い黎明期』『であいもん』『トモダチゲーム』『ビルディバイド -#FFFFFF-』『デート・ア・ライブⅣ』『邪神ちゃんドロップキックX』『東京ミュウミュウ にゅ〜』『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ』『Engage Kiss』『ちみも』『神クズ☆アイドル』『シュート!Goal to the Future』『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』『黒の召喚士』『ヤマノススメ Next Summit』『ぼっち・ざ・ろっく!』『4人はそれぞれウソをつく』『夫婦以上、恋人未満。』『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』
他にも決していい意味だけじゃなくても印象深いアニメもあった。でもそれもまた思い出です。


来年もたくさんアニメを見ます。


麻雀

おそらく今年アニメの次にやったのが麻雀。雀魂はなんやかんやで雀聖1まで上がり、足踏みはしているものの後段しそうな気はあんまりしないので(フラグか!?)、数打てば上がってはいけそうだと思っている。

麻雀を打つのが楽しい。これが一番大きいです。麻雀の面白いところは、パターンが無限にあってどんな場面でも常に考える余地があって選択があるところだと思う。考える時間も限られている。それでいてさらに運の要素もあって、正解が必ずしも良い結果に結びつくとは限らない。でもやっぱり強い人は強いし、絶対に強くなれる余地はあるので強くなりたいんですよね。究極的には麻雀にはせいぜい持って生まれた「運量」以外に才能の差はないと思っていて、自分でもやり続ければそれなりにはなるはず、という信念はあります。現実問題としてかけられる時間に圧倒的な差があるのですが。

大学時代から友人たちと打っていて、正直自分はずっと麻雀が弱かったのですが、ようやく彼らと比べてもちょい弱いかまあ弱いくらいまでこれてると思います。彼らは強すぎる。来年は対等に打てるくらいにまでなりたいね。

あとはMリーグを見るようになった。見ると言っても家に帰ったらとりあえず点けて流しておく、くらいで毎試合一手一手を見ていると言うほどではないけど。というかちゃんと見ると、平日の寝るまでの時間が消えてしまいます……。好きな打ち手は寿人かな。好きというか憧れかも。自分はついつい牌が来てから悩んでしまうので。あと魚谷も好きです。

競馬


祝!回収率100%超え!!!!!!!!


年間の回収率100%は今年の目標にも掲げていました。これまで年間100%を超えたことはなく、今年も厳しいかな……と思っていたのですが



これ(払戻27万円)で暴力的にプラスに持っていきました。

自分は一昨年に条件戦でその走りを見て以来、ずっとダンシングプリンスという馬の大ファンです。JBCスプリントを絶対に獲れる馬だと信じていたので、今年は盛岡の現地まで足を運んで応援しに行きました。応援というよりも「勝つところを見届けに来た」という気持ちの方が大きいまである。さすがに単勝5万円の馬券を握りしめたことは人生で初だったので、直線向いたところから
「こうせーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!のこせのこせのこせのこせのこせのこせのこせのこせのこせのこせのこせうおおおおおおおおおおおおおおおおおおっしゃーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と叫んで芝生の坂を転がり落ちてスマホを落としました(拾ってもらった)。人生で一番興奮したし、人生で一番うれしくて気持ちよくて幸せだったと言ってもいい。こんなのにハマったら人生おかしくなっちまうよ〜〜〜。

でも、ダンシングプリンスという馬だからここまで入れ込んでここまで興奮することができたというのも間違いない。レースも何度も何度も見返したし三浦皇成の勝利ジョッキーインタビューも何度も何度も見た。今年(競馬に限らず)一番の出来事を挙げてくださいと言われたらこのJBCスプリントを真っ先に挙げます。

なんとかして種牡馬入りしてほしいな。絶対に会いに行って直接ありがとうを伝えたい。自分は競馬に対するスタンスはあくまでギャンブルとしての付き合い方で、推しの馬みたいな考えはそもそもほとんど持っていないだけに、ダンシングプリンスは自分にとってものすごく特別な馬だ。


他のレースは基本的には当てたレースしか記憶がないのですが、皐月賞とダービーは会心の馬券だったので印象深い。ダービーまではイクイノックスを評価してたのに有馬ではなぜ軽視してしまったのか……。払戻オッズという意味では驀進特別の三連単が一番だった。ありがとう嶋田純次……。
外したけど丸田GⅠ初制覇の高松宮記念はレースも好きだし実況も好きで何度も見返した。杉原の初重賞制覇アイビスSDも良かったね。来年は新潟で直線競馬見たいな。



今年は旅に出た回数は少なかったですが、前々から行きたいと思っていたところに行けたのが良かった。


5月には五島列島。終始晴れていたのもあってとにかく景色が良く、海もきれいで、食べ物も超美味い。かつて隠れキリシタンが多く住んでいた歴史から、島内には非常にたくさんの教会があるのですが、それらを巡るのも良かった。日本のいなか〜みたいな風景の中に突然出てくる立派な教会は他ではまず見られない。何より離島という「果て感」がとにかく良かったんですよね。







そういえば(というか行こうと思ったきっかけはそれなんですが)、あおかなの聖地巡礼も軽くしました。一番は中通島の北の津和崎にある廃バス。FC部の部室のモデルと言われています。年々朽ちていって草も生い茂っているのでいつまで見られるか……という。





ただ、その津和崎地区自体がかなり限界集落化が進んでいるなという印象もありました。五島の中では一番大きい福江島以外はやはり人口、特に子どもの数は減っているようだ。五島を巡っている間、たくさんの廃校を見かけたのも印象深い。




ものすごく良かったし、まだまだ周り足りないので是非とも五島にはまた行きたいです。





9月にいったのが道東野付半島と標津サーモン科学館に行きたかった。





野付は果ての果てまで歩きました。レンタカーを置いてから1時間くらいひたすら歩いて歩いて歩き通した。シカと並走しながら。







野付は砂嘴なので年々先の陸地は伸びている。なので地図上ではまだ海の場所も今は陸地になっているということなのだ。地図上と「今」の地形の違いはどこか時間旅行のような感覚すらある。



もう一つはサーモン科学館。単純に子どもの頃から食べ物としての鮭が大好きで毎日食べていたので、一度は行ってみたかった。もう少し時期が後ろなら鮭の川上りが見られたので、いつかまた時期に来たい。標津の漁協で鮭をしこたま買ったが、とても美味しかったので非常に満足。




ブレてる写真しかなかった。

あとは中標津で行った居酒屋がアホの量出てきて美味かったのでめちゃくちゃ良かった。大量のオタクで再戦して食い倒れやりたいね。




あとは知床や川湯などの温泉にも行った。



写真はそれぞれ瀬石、相泊、三香。川湯温泉共同浴場はめちゃくちゃ熱い湯とぬるい湯の二つの浴槽しかないストロングスタイルですごかったです。


北海道はどこに行っても楽しいし飯がうまいしあとめちゃくちゃデカいので周り切るのに無限の時間が必要だしだいたいどこ行っても果て感あるしで本当に最高。何度でも行きたいです。


計算中

後輩メンバーの加入が思っていた何倍も良くて、今年の後半の計算中は本当に毎週楽しみで実際すごく楽しかったです。

後輩メンバーももちろん良くて、後輩メンバーの加入で先輩メンバーの新しい顔が見られるのもめちゃくちゃ良い。特に滝川ちゃんが特定の後輩メンバーに懐いてるやつがめちゃくちゃ好きです。

後輩メンバーの中だとやっぱりフェンシングもあって(私は大学時代フェンシング部だったことがあります)桐生ちゃんかな……と思いつつもマジで全員好きです。こないだのキャラライブで織原ちゃんがヤバすぎてヤバになっちゃった。






自分のナナニジへの関わり方はやはり計算中が全ての幹みたいなところがあるので、計算中の加速に伴ってリアルメンバー、リアルライブへの気持ちもグンと入ってきました。アニバライブにフラッと行ったらめちゃくちゃ良くて、2日目の日曜も当日券で参加した。来年の後輩メンバー定期公演も参加するつもりです。


その他


実家の自分が生まれる前から走ってる車がついに買い替えられることになった。ので最後に初めて運転しました。マニュアルだったのですがまったく運転できませんでした……。



ドリ☆アピとかいう特大名曲。BirdのリーディングイベントとCUE!のライブで2回も聴けてしまったのが今年のイベントハイライトです。
村上まなつさんとの接近戦でもドリ☆アピがめちゃくちゃ好きで……とお話しできたのが思い出。





徒然ですがこんな感じで。
2023年も健康で生きてゆきましょう。

2022年アニメOPED10選

2022年に放映されたTVアニメのOPEDから10選。※順不同

OP、EDの数の縛り、アーティスト、アニメタイトルかぶりの縛りも原則なし。

基本は楽曲としての好みで選びつつ、90秒のOP/ED映像としての評価も入れつつといった選考としています。

 

 

※アーティスト表記はアニメOPEDクレジット表記準拠。また、公式で映像が上がっているもののみ埋め込みを入れています。

 

 

 

 

 

はじまりのセツナ / 『明日ちゃんのセーラー服』OP〈冬〉

歌:蠟梅学園中等部1年3組

作詞・作曲・編曲:杉山勝彦

時間が止まればいいのになって思うよ まだ何も知らない同士なのに どうしてなの もう君のことが好き はじまりのセツナ……

 

晴れた春の日に外を歩きながら聴きたい曲ナンバーワン。校舎と自然とクラスメイトたちの瑞々しさ、眩しさが溢れだす映像も非常に魅力的。「蠟梅学園中等部1年3組」という歌唱クレジットも少しノスタルジックな佇まいがあって美しい。

 

youtu.be

 

Ready Set Go!! / 『賢者の弟子を名乗る賢者』OP〈冬〉

歌:亜咲花

作詞:亜咲花 作曲:久下真音・金子麻友美 編曲:久下真音

マンネリ化した boring day 淡々と続く gray sky 刺激的な毎日 望むキミ……

 

あまりにも素朴な良さがあるアニソン。あまりにも素朴な良さがありすぎて10選に入れてしまった。ちょっと賢でしのことが好きすぎなのかもしれない。でもミラちゃんかわいいんだよなあ……

 

 

Change / 『ハコヅメ』ED〈冬〉

歌:nonoc

作詞・作曲:DECO*27 編曲:Rockwell

散々な日が終わるのなら 私はどう思うのかな……

 

警察という仕事の中で関わることになるさまざまな事件は、一般の人にとっての非日常でもあり、しかし警察にとってはそれこそが日常でもあるんだよな、というこの作品のテーマともマッチしていて好きな曲。本編ではほとんど見られない川合と藤部長の穏やかな私服姿がたくさん見られるのもうれしい。私が一番好きなのは…………………………サビ前のユニフォーム姿です。

 

youtu.be

 

Venus Line / 『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』OP〈春〉

歌:広瀬香美

作詞・作曲:広瀬香美 編曲:幕須介人

Venus Line Venus Line 鮮やかな打球(きぼう)は空を切って……

  

青空を切り裂く打球のように伸びやかな歌声は圧倒的。OP映像もオーソドックスながらそれゆえに曲の力強さがより際立つ。サビの「絡み合いながら羽ばたいていく~」のところの映像でめちゃくちゃヘンなところでゴルフしているカットを挟むことで、明らかに普通にゴルフやる作品ではないなと理解らせてくれるところが好き。OP尺だとカットされてしまっているが、「好きな歌は全然違う 通ってきたアニメはWe feel the same」の歌詞がマジで良いんですよね。

 

youtu.be

 

Route Blue / 『可愛いだけじゃない式守さん』ED〈春〉

歌:中島由貴

作詞:真崎エリカ 作曲・編曲:sky_delta(Hifumi,inc,)

だからひと時さえ見逃せなくて 僕らのハートは焦燥……

 

なんやかんやあってもこの曲を聴けば土曜深夜のアニメタイムが締まる、そういうポテンシャルがあった。音ゲーのようにリズムよく迫りくる危険から和泉くんを防ぐ式守さんという映像もkawaiiのですごく好きです。

 

youtu.be

 

selfish / 『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』ED〈春〉

歌:安月名莉子

作詞:タナカ零 作曲・編曲:白戸佑輔

selfish最高!……

 

日曜の夜にモブせか見てEDで「selfish最高!!!!!!!!!!!!!!」と絶叫することでしか満たされない心というのがあるんですよね。

 

youtu.be

 

頭ん中DEAD END / 『黒の召喚士』OP〈夏〉

歌:レトベア(unknown Vo:10fu)

作詞/作曲/編曲:かいりきベア

興味ないよ 人生人生 キラキラ夢描いて裂いて……

 

なだれ込むようなイントロからバッチバチに黒と白でキメた映像が入ってきてあまりにも気持ち良すぎるOP。キャラクターなどの素材自体はだいたい本編内から取ってきているはずなのに、演出の一貫性と曲の強さでこんなにもOPらしく完成するものなんですね。サビのところで画面左右が鏡合わせになって、あろうことかクレジットまで反転してるところが大好き。

 

youtu.be

 

チクタクボーイ / 『5億年ボタン【公式】~菅原そうたのショートショート~』ED〈夏〉

歌:理芽

作詞・作曲:永井聖一

チクタクボーイ静かな夜を チクタクボーイ乗っ取って 天変地異と世界の終わり 止めるスイッチピンポンダッシュ……

 

2022年を振り返るときに絶対に入れたい一曲がこのチクタクボーイ。非常に独特な作品だった5億年ボタン、その視聴体験においてこのEDが果たした役割は大きかった。どこか懐かしいメロディーと絶妙な表情で踊るダンス、そして毎回なにかしら参戦してくる謎の3Dモデルたちが生み出すグルーヴ感はアニメ視聴の醍醐味が詰まっていたと言っても………………過言かな。

 

 

 

トキメキ☆イチゴいちえ / 『東京ミュウミュウ にゅ~』ED〈夏〉

歌:Smewthie

作詞・作曲:KHAi

トキメキイチゴいちえに誘惑なんて勝てない 我慢は体によくないんでしょ たっぷり一口で……

 

もちろん曲自体も抜群に良いのだが、とにかくSDキャラのアニメーションがめちゃくちゃかわいい。EDアニメーションという意味では今年イチだった。特に好きなのはやっぱりAメロで5人がそれぞれに踊っているところ。曲的には「あなどれ~ぬ」のところが気持ち良い。絵コンテ・演出・作画監督:西野理恵、原画:西野理恵、吉野真一、和泉絹子。

 

youtu.be

 

Never the Fever!! / 『不徳のギルド』OP〈秋〉

歌:佐咲紗花

作詞:佐咲紗花 作曲・編曲:ヒゲドライバー

嗚呼迸る鼓動が 彷徨う視線焦がして這い回る……

 

ドカ沸き曲。サビ前のアニメ博士ポーズは毎回テレビの前で同じポーズしてた。コンテ演出は朝岡監督で、遊び心と疾走感が心地よい。結局早口パートはほとんど聞き取れなかったのだが、その中でもAメロ終わりの「予告なし的不埒モード」はずっと「予告な恣意的フル●ンモード」に聞こえてた。

 

 

 

 

雑感

あくまで個人的な好みだが、年間OPED10選は年間のアニメ作品単位10選とタイトルが適度にバラけるのが好きだ。もちろん好きなアニメのOPEDは良く思えるものだし、OPEDが良いからアニメ自体の評価が上がるということも至極当然のことだ。しかし逆に、本編はイマイチなんだけどOPはめちゃくちゃ良いんだよな、とか、あるいは本編微妙なんだけどこのEDが流れるとなんかいい風に終わって悪くない気分なんだよな、みたいなこともまたあったりする。そしてそういうところもまた、アニメの、そしてアニメOP/EDの持つ魅力の一面だと思うわけだ。(もちろん、せっかくOPEDという単位で選ぶのなら、作品単位では選ばれないものにもスポットを当てたいというオタク心もある)

 

とはいえ。今年のOPED10選の顔ぶれを改めて見ると、作品単位では10選には入らなさそうな作品も(5億年以外は)かなり上位の評価ではある。(それだけにやはり『チクタクボーイ』の存在は大きい) それでもやはり、作品単位で10選をやれば確定で入るだろうExtreme Heartsや黒井津さんからは選んでいないところが、我ながらちょっと面白いなと感じたりするところである。

 

いやしかし今年のOPED10選は難航した。8つはすんなり決まったが、残り2つの枠をかけていくつもの候補が浮かんでは消えまた浮かんでは消えといった感じだった。(どれがとは言わない!) でもやはりそうやって悩めるぐらいたくさんの良いOP曲、ED曲と出会えたことは幸せというほかない。来年もどんなOP/EDに出会えるか、とても楽しみだ。

 

 

 

youtu.be

 

8beatStory♪ 8/pLanet!! 6th LIVE「A day / Years」感想 —時は進む、この夏の日—

 

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2022年7月3日。連日の熱い日差しは雲に隠れたものの、蒸すような暑さに汗が止まらない。この日豊洲PITで約2年半ぶりに8/pLanet!!のナンバリングライブが行われた。

 

8/pLanet!!とはアプリゲーム「8beatStory♪」発の8人組声優ユニットだ。(以後ハニプラ、エビストと略称)2016年のアプリリリースと共に活動を開始、コンスタントに楽曲を出し、ライブ等のイベントを続けてきた。アプリの方は非常にしぶとく、リリースから6年が経つがいまだに現役である。

 

ナンバリングライブだけを抜き出してみると、1stが2016年9月24日、2ndが2017年3月26日、3rdが2017年11月12日、4thが2018年5月12日、5thが2020年1月26日(2019年10月の公演予定が台風接近で振替)、そして今回の6th。実に2年半、日数にして888日の間が空いてしまった。4thまではほぼ半年に一度という頻度で非常に精力的にライブを続けていたことを思えば、今回のライブはまさに待望のライブだ。エビストというコンテンツ自体がハニプラ以外に2_wEi、B.A.Cというライバルユニットを抱えておりイベントが順繰りになったこともあろうが、何よりも2020年からの感染症の拡大という「非日常」によって、「5」から「6」へと一つ数字を進めることには時間がかかり、そして困難が伴った。

 

 

しかしこの日、彼女たちは見せてくれた。時計の針は止まってなんかいなかったことを。

 

 

 

 

 

自分がエビストに初めて触れたのは2017年の夏ごろ、たしかオタクにCDを貸してもらって楽曲を聴いたのがきっかけだったと思う。そこからリーディングライブに参加し、ナンバリングライブは3rdが初参加。そして半年後の4thも参加した。その後青野さんの声優引退に伴った2018年12月のイベント「歩み 2016~2018...」は自分の中でのハニプラに対する一つの到達点だった。

 

nun-tya-ku.hatenablog.com

 

2019年5月のスペシャルイベントも参加。2020年1月の5thはどうしてものイベ被りで参加できず、夜のリクエストライブだけの参加。その後情勢が悪化してからは2020年10月のスペシャルイベントに参加して、ハニプラメンバーに会うのは今回1年半ぶり、そして個人的なナンバリングライブということでいえば4thから4年ぶりということになった。

 

 

今回、運良く……いや豪運により1列目のほぼど真ん中というド良席を引いてしまった。開演前から緊張が止まらない。というか当たり前のように生バンライブなのがうれしすぎる。

ハニプラのメンバーがステージに上がる。……近い!近すぎるって! これは大変なことになったと思った。楽しすぎるライブになることは確約されたようなものだ。果たしてこの日行われたライブは、その予想すら軽々と超えていくような素晴らしいライブ、素晴らしい日になった。

 

 

 

 

以下曲ごとの感想。記憶にバラつきが大きい……!

(カッコ内は歌唱メンバー、敬称略)

 

 

 

 

 

 

Precious Notes(全員)

新しいハニプラの始まりを感じさせる曲。開幕何歌うのかなと思っていたが、なるほどという選曲。全員曲で始まるのって実は珍しい気がする。社本さんのぱーっと明るい笑顔でハニプラのライブに帰ってきた!!!という感覚がする。

最前ということで演者の脚がめちゃくちゃよく見えるのですが、天野聡美さんの脚めちゃくちゃ細くてすごい。スタイルという点では山下七海さんがすげえスラっとしてて美しかった。まさか後にあんな格好も見せてくれるとは……。

 

 

ファンタジア(全員)

ファンタジア!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

初期曲も初期曲、ゲームの起動画面で流れる曲、ゲームでは低難易度曲ということでおなじみの曲。だが初期曲すぎてライブ披露は相当久しぶりだったんじゃないだろうか。自分もまさかこんなところで聴けるとは思っていなかった。イントロが流れた瞬間の会場の(マジ!?!?!?)みたいな空気と漏れ出る声がめちゃくちゃ面白かった。

イイ曲なんですよね。エビスト初期のコンセプトで大きなウエイトを占めていたであろう制服と宇宙(制服と宇宙って何?)のモチーフが歌詞に散りばめられていて、キャッチーな中に不思議な世界観を感じさせる。個人的に好きな歌詞はCメロの「歌え 銀河の果て 教室の隅っこ」。サビの振りもかわいくて曲も盛り上がるし、懐かし曲というところを抜きにしてもライブ2曲目にバチっとハマっていたと思う。思えばここでファンタジアをやった時点で「今日はこういう感じですよ~」という意思表示みたいなところもあったな。

2番の「オーセンティックでラブリー」の吉村さんの声が好き。

 

 

スーパースター(和氣、吉村、澤田)

1stアルバム曲から1年生組。とってもかわいいアルバムのリーディング曲。「超カッコイイポーズして」の歌詞の通りに「超カッコイイ」ポーズの振りがかわいい。ゆきなが楽しそうなのがいいし、メイもここに入ってるのもいい。

 

 

キミが好き。(社本、天野、吉村)

ひなた、鈴音、ほたるのこれまたかわいいエビストらしいほんのりラブソング。Cメロの入り、「このままでいいのかな」のとこのほたるが好きなんだよな~。

 

 

トキメキの15センチ(社本、吉村、澤田)

と、トキメキの15センチ!?!?!?

なるほど、ここはかわいい曲パートなんだな、と理解。自分はハニプラの中では吉村さんが一番好きなので、ここまで出ずっぱりでうれしい~と思ってた。3rdだったかな、大サビでひなたのセリフ「……あのね」が入るところでものすごくタメたのが印象的だったが、今日は原曲通りサラッと入ったのがなんだか呪縛から解き放たれたようで良かったね。(いや5thでもこの曲やってるんだけど)

 

 

Sugar Sugar Bee(天野、社本、美波、和氣、澤田)

Sugar Sugar Bee、大大大大大大大名曲です…………………………………………………………

エビストのオタク、最終的にみんなSugar Sugar Beeが好きになってる気がする。ハニプラのユニット名にも使われている「ハニー」と「8=ハチ」でミツバチの運ぶ蜜と恋心をかけたかわいい楽曲。なんといっても振付のかわいさが抜群なんですよね。ミツバチのように手をバタバタさせながらステージ上を飛び回るのもかわいいし、なんといってもアウトロ、鈴音がセンターで指揮棒を振って周りのみんながちょこちょこと動くところ。めちゃくちゃかわいくて好きなんだ。あとはやはりこの曲は鈴音役の天野さんですね。

 

 

cresc.style(荻野、山下、美波、澤田)

ストリートでおしゃれな曲。後ろのスクリーンに映し出される映像がかわいくて印象的。あと月役の荻野さんを見て、この人めちゃくちゃ踊れるな……と気づいた。山下七海さんのシュッとした雰囲気もこの曲でとても映えていたけど、荻野さんのキメのしっかりした振りにもかなり目線をもっていかれていた。

あとこれは終演後に気付いたのですが、ツイッターで「cresc.style」とツイートすると

http://cresc.style/

↑のサイトへのリンクがつながるようになっているらしい。公式のお遊びだと思うが、にしては扱ってるアイテムがガチすぎる。私は彩芽ちゃんのを買いました……。

 

 

 

BoyFriend(社本、天野、美波、和氣、吉村)

これこれこれこれこれこれこれこれこれこれこれこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イントロの瞬間から待ってましたと言わんばかりに会場が沸きに沸いてクラップが響き渡る。エビストでも随一のクラップ曲であるこの曲を声出し禁止のクラップ曲一強環境で投入しないわけはないと思っていたが、実際始まるとこれが楽しいったらない。個人的にはクラップも楽しいが、頭の上で手首を合わせてぴょんぴょんしながら手を振る振りが大好きなので、演者を目の前にして存分にできたのが最高だった。それ以外も好きな振りが多く、この曲あたりからペンライトをしまって爆踊り体勢に入っていた。

 

 

 

RadioRock(社本、天野、和氣、吉村)

正直あんまり覚えてないのだが(スマン)、多分爆踊りしていた気がする!

 

 

じゃじゃ馬 Typhoon(社本、天野、山下、和氣、吉村)

曲名に「タイフーン」って付く曲、全部名曲なのでは…………?(cf. ハッピータイフーン)

アルバム曲でも一番好きな曲。イントロの歌入りが気持ちいいんだ。サビの振付が初見でもかなり振りコピしやすく、引き続き爆踊りしていた。顔の横で腕をぐるぐるするやつ楽しすぎ。あとたしかサビのキメの「Let's go Now!」に合わせて片足バランスでウインクして目の横でピースを作るキメのフリがあったと思うが、最初山下七海さんが片足バランスでよろけてしまい苦笑いしてたのがめちゃくちゃかわいかったです。その後該当の箇所で負けないように俺も片足立ちで目の横ピースを決めた。

 

 

Loudness(社本、荻野、美波)

「ここからはハニプラの違った一面をお楽しみください!」というMCの後、アルバム曲からカッコイイこの曲が。この辺はバンドのみなさんも最高に盛り上がっていたし、なによりレーザー演出がキマってた。ハニプラのライブ、照明をはじめとしたステージ演出が強い。

 

 

Toi et Moi(社本、和氣、吉村)

曲が始まる前3人が出てきたところで後ろのオタクが「これトワエやん!」って言ってたのが聞こえて笑ってしまった。確かにそうなんだけども!

いや~~~~~~~~~~~~~~やっぱトワエですよ。この曲も随一のクラップ曲で、現環境ではトップメタ曲なのでやるだろうとは思っていたが、実際やったら最高でしたね。カッコイイ曲なんだけどメンバーがひなた、ゆきな、ほたるで実際めちゃくちゃかわいくてほんとにね、好きなんです……。いや、マジで大好きなので最前でサムズアップと小指前後の振りできて最高です。これはさすがに吉村さんと目が合った気がする。小指を突き出して!目が合ったんだ!うおおおおおおおおおお!

 

 

Error(社本、荻野、山下、澤田)

トワエやったのにErrorもやってくれるんですか!?!?!?!?

何を隠そうErrorが大好き。一番好きなのは間奏で小芝居(適切な表現がわからない)が入るところで、あそこの物語性というか、ステージから舞台になるところがあんまり他の曲やコンテンツで見られない感じでいいんですよね。

あとめちゃくちゃダンスの激しい曲でもあるんですが、自分も相当にハイになっていたので爆踊りして汗だくになっていました。隣のオタクさん、ごめんなさい。正直ムズイのであんまりきれいに振りコピはできてなかった。次回の宿題です。あとErrorは何と言っても飛びポ。気持ち良く飛ばせていただきました。

 

 

Minus(荻野、社本、天野)

トワエやってErrorやったのにさらにMinusを!?!?!?!?!?

やりたい放題やんけ。Minusはやっぱり月ちゃんの曲で、荻野さんもここでやってやるぞという気概を感じてめちゃくちゃキマってた。荻野さん、今回初めてお目にかかったのだけど、ほぼ月ちゃんそのままというか、いやもちろん現状では声と歌と踊りしか見れていないんだけど、自分の中の月ちゃんのところにものすごくすんなりハマってきてすごいなと思った。てか声がそのまんまなんよ。天野さんのときも思ったけど、よくもまあこんなにそのまんまの人を見つけ出せるものだ。

あと個人的にはこの曲の社本さんが超好きで、前半あんなにかわいく笑顔を見せてくれていたのにこの曲だとクールを通り越して睨みつけるような目線をくれるんですよね。ステージ上の表情作りが抜群。間近で見たら本当に怖くて見るたびに笑ってしまった。

 

 

 

Good day, Mr. Liar(山下、和氣)

シルエットだけ見て一瞬2_wEiが!?と思ってしまった。この曲に合わせて衣装替えは名采配すぎ。それよりもなによりも山下七海さんの腹筋が!!!!!!!!!おい!!!!!!!!!!こんなことしていいのか、本当にいいのか!!!!!!!!!!……………………いいの……………………??? 思わずWUGに感謝を捧げてしまった。混乱状態。

あまりにも山下七海さんの腹筋ばっかり見すぎてさすがにヤバいと思い、意識して和氣さんを見て心を落ち着かせていた。あず未~~~~~~~~!

 

 

Empty trip(天野、澤田)

イスが持ち込まれてきたところでヒミツの部屋の女の子を!?!!??!!???!?と思ってしまったが、ヒミツの部屋は背もたれありのイスだし使うのは一つだけなんだよな。

なんだかやっと落ち着いて聴ける曲がきた気がする。衣装の上に羽織ったケープがかわいい。ステージ上で横になり目を瞑る女性声優からしか得られない栄養が確かにあるんです。

 

 

あの夏の僕らへ(社本、天野、荻野)

マジで良い曲。入りの「夏の夜の湿った風 いつの間にか遠くまで来てた」の歌詞がもう完全に今日なんだよな。ハニプラの曲は基本的に今日のライブでかかったような、楽しかったりかわいかったりカッコよかったりする「今」曲が多いんだけど、だからこそこういう時の流れを感じさせる曲がぶっ刺さる。エビストというコンテンツが歴史を紡いできたことを如実に感じさせる。今日という日もまたいつか、「あの日の夏」になっていくのだろう。

 

 

BLUE MOON(全員)

BLUE MOONやるのか? BLUE MOONやるよな。ハニプラといえばこの曲と言っていいだろう。定番ながらもやっぱりド名曲。「あの夏の僕らへ」からこの曲に繋げるのはニクいというかなんというか……。

「君がいてくれるなら 何も怖くなかった 僕らの空に浮かぶ 青い月を見上げて 今なら言えるよ胸を張って 大好きだよ これからもずっとよろしくね」

これです。

やっぱりまだこれを聴いてしまうと「歩み」イベントのことを思い出してしまう。今日はあいにくの曇り空だけど、青野さんも、吉井さんも、そして吉岡さんもこの日夜空を見上げただろうか。

 

 

Still...(山下、美波)

この曲もな、上述の「歩み」イベントの青野さん金魚さんのStill...があまりにもすごすぎて、あれ以前以降ではちょっと別物になってしまったなと感じている。いまだにこれ言うの申し訳ないんですけどね。ごめんなさい。ライブでこの曲を聴くと金魚さん(美波さん)は、山下さんは今何を考えているのかなと思ってしまう。

 

 

Fork in the road(山下、美波)

てかアルバム曲で3年生二人曲があるのにStill...もやったのかと思うとやっぱり今日のセトリはやりたい放題だぜ。「選んだ未来に答えはあるの? 分岐の矢印はないけれど」「正しかったと言えるように 正しかったと言えるように」の歌詞からはやはり、Still...へのアンサーソングなんだな。でもやっぱり3年生二人のカッコいい曲はライブが締まるね……。

 

 

Shout Out(全員)

アンコール前ラス曲。ここでアルバム締めのTime Progressかなとも思ったけど違った。

ちょうどコロナ禍でイベントから離れていたときの曲で、自分は多分完全に初見だったのだけど、まさにそういう情勢下という曲だ。エビストのストーリーはAIに音楽を支配され、人間の歌の存在証明は……というようなシナリオだけれど、現実はある意味もっと厳しくて、歌を届けるということ自体が大きく揺らいでしまった。しかし今日こうして大勢のお客さんに歌と熱気は届けられ、まだまだ前に進んでいくぞという力強いメッセージになった。うれしいね。

 

 

SUMMER BEAT(全員)

アンコール明け。夏だし夏曲歌うだろ!と雑に予想していたがやっぱりうれしいな~~~~~~~。ラブサマとサマビどっちだろうと思っていたけどこっちでしたね。ラブサマはたしかリーディングライブでやったことあったと思うけど、サマビはもしかして初めてだったりする?

夏らしくタオル曲。3rdのときのマフラータオルを持ってきていたのが功を奏した。ブンブン振り回して楽しかったぜ。美波さんめちゃくちゃレスくれてビビった。

 

 

 

Time Progress(全員)

今日のラストはまあこれですね。社本さんもMCで「ありがとうの気持ちを」と言っていたし、歌詞にも「ありがとう」の言葉が印象的なんだけど、ありがとうは本当にこちらこそなんですよ。

とにかくなんというか繰り返しなんだけど、「ありがとう」と伝えたいのはこちらの方で、決して大所のコンテンツのようにお金がたくさんあるわけでもないだろうし(どこから金が入ってるのか謎とはずっと言われてるけど!)、あるいは数で言えばファンの数だって比較してしまえば少ないだろうけど、それでもコンテンツを畳むなんてのは毛頭考えてないよとまでに力強く進んでくれること、そのことにありがとうと言わずして何と言うのか。これからも「ありがとう」を言わせてくれる場をたくさん作ってほしいし、それにずっとずっとついていきたい。

 

 

 

 

 

 

こうやって全曲書いてみるとやっぱり意外と覚えてないもんですね。でもとにかく最高級に楽しい2時間半だったことは間違いない。みんな、みんなみんなかわいかったしカッコよかったし輝いてたし……。本当にもう、感謝の気持ちです。

 

 

吉村さんのライブで見せるクシャっとした笑顔が大大大大大大大大大好きで、この日もすぐ間近でたくさん見れて感無量です。曲中他のメンバーと顔を合わせるときにそのクシャっとした顔をしがちということに改めて気づいたので、やっぱり他のメンバーにも感謝です。

個人的MVPを天野さんにあげたい。すっかりハニプラのメンバーとして一人の魅力的な演者になっていました。MCで社本さんが言ってたけど、ステージ上での表情の作り方が良くなった。社本さんが言うと説得力あるね。脚が細くてマジでめちゃくちゃ見ちゃった。脚ばっか見てほんとすみません、顔も衣装も見てるんで……。靴もかわいかったね。

山下七海さんの脚と腋と腹筋~~~~~~~~~~~~~~~~~。スタイル良すぎです。

和氣さんがハニプラにいることのうれしさが年々高まっている。それは単に売れっ子だからという話ではなく、和氣さんがいつもニコニコしてるのがマジで好きなんですよね。他のメンバーが緊張しているような場面でも大抵和氣さんはニコニコのほほんとしてて、それを見ると観客の自分もなんだかホッとできる。

美波さんも笑顔の人。あとやっぱりめっちゃレスしてくれるファンサの人だなと改めて思った。本人も「声出せないけど……」って言ってたけど、自己紹介コーレスの「お前に会いに来たんだよ!!!!」をまたクソデカ大声でやりたい!!!!!!!!!!

荻野葉月さん。名前に「月」が入っているあたり縁がある。WUGのオーディションも受けていたとか。実際に見るのはこの日が初めてだったんだけど、なんの違和感もなくてすごかった。月ちゃんなんだもん。ダンスのキレもいきなり目を引くレベル。吉村さんはずっとダンスがへにょっとしてるもんな、でもそれがかわいいんだ………………

澤田さん、相変わらず目力がある。歌もダンスもかなり安定感増してましたね。Empty tripの澤田さんの歌声めちゃくちゃハマってたな。自己紹介で「今日はエラーはありません」って言ってたけどErrorやったんだよね。終わってからオタクと話して爆笑してしまった。

社本、社本……! 社本悠さん!!!! ハニプラのライブ行くと、最後は結局社本さんに視線が吸い込まれてしまう。ハニプラの大黒柱です。社本さんのハニプラにかける想いの強さはホンモノで、ホンモノだから毎回涙があふれてくるし、こちらも感じ入ってしまう。社本さんがステージ上で笑顔でいてくれることがほんとうにうれしくて、本当に救われてるなと思います。すべてにありがとうございます。

 

 

 

 

 

そしてこの日のライブでは特報が。

 

①6th LIVE Blu-ray発売

②8beatStory♪ 全104曲サブスク音楽配信決定

③2022年8月 メインストーリー14章公開

④2022年10月 8/pLanet!! 新曲公開

⑤8/pLanet!! 全曲撮り下ろし2ndフルアルバム制作決定

 

 

 

 

 

サブスク解禁!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

偉すぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

会場はここで大盛り上がり。これまでエビスト曲はサブスクに一切おろされておらず、物理CDを買うか配信で買うかしかなかった。一応公式が視聴動画を上げたりはしているがあまりリーチしているとは言えないし、ゲームで曲はだいたい聴けるとはいえ、曲を聴いてもらうためにゲームをやってもらうというのも……というのがあり、エビストを知らない人に曲から入ってもらうというのが難しかったのが現状だった。(自分はCDを貸してもらったところから入ったのでありがたかった) ファンはCDを無限に買ってたり配信でだいたい揃えていたりするので、ファンやってる分にはサブスクないのもそこまで気にならなかったかもしれないが、サブスク全盛の今にあってせっかくの良い曲を新たに聴いてもらえていないというのは非常に残念な想いがみなあったのだろう。

しかしこれを気に、エビストの輪はさらに広がるはずである。あとオタクたちがおそらくこぞって書くであろうエビストオススメ曲記事が楽しみ。正直に言うと自分も配信で買ってない曲がちょくちょくあるので、これを機にあらためて全曲フルで聴きたい。

 

そして新曲、新アルバムも偉い。新曲を出すということはコンテンツを続ける意思そのものみたいなところがありますからね。しかもアルバムまで出すとなれば7thライブもそのうちやってくれるはず。マジでうれしい。やっぱり好きなコンテンツが終わらないのってうれしいですよ。

 

 

 

夜の部はリクエストシャッフルライブ。……だったのだが、自分はどうしても予定があり行けず。Shinyやったのかよ~~~~~~~~~~~聴きたかった~~~~~~~~~~~~~~~~。こんどナンバリングライブでもShinyやってね。

 

 

 

夜、公演で酒を飲みながらハニプラ曲を改めて聴いてた。やっぱり良い曲だな。

いろんな方向性の曲があって、でもどれもハニプラの曲だっていう一貫性があって、はみ出してないんですよね。あとユニットが流動的で、どのキャラも曲によって見せる顔が違ってくるのも非常に魅力的。今でこそアイドルコンテンツでユニット内ユニットみたいなのってかなり定番になっていると思うけど、ハニプラみたいな流動性のあるやつはあんまりない気がする。ほんとにな~楽しい曲いっぱいあるからいろんな人に聴いてほしいですね。そして今よりもっとたくさんの人に8/pLanet!! が、そして8beatStory♪が愛されていってほしい。

 

 

 

 

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「A day / Years」

この日のライブのタイトル。たくさんの年月のなかの、たった一日。でも忘れられない一日。最高に楽しかった一日。こんな最高の日を、この日で終わらせるなんてもったいない。また何度でも、彼女たちと一緒に最高の日を、忘れられない一日を過ごせるように、前を向いて進んでいこう。

 

 

 

 

2022年の目標1Q振り返り

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

私はコロナにかかったものの、軽い風邪程度だったので在宅で労働したり毎日夜中までアニメ実況したりしていました。

 

 

 

さて、2022年の頭にこんな目標を立てていました。

 

 

 

具体的な目標設定で達成度合いがわかりやすくていいですね。

 

2022年も4分の1が過ぎたので(4分の1が過ぎたので!?!?)振り返っていきましょう。春アニメも始まってきたところですし……。

 

 

 

 

 

アニメ

新作:37/120

冬クールからの新規タイトル(春クール継続も含む)で視聴済作品は37本でした。うちショートアニメが5本。

 

『幻想三國誌 天元霊心記』『終末のハーレム』『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』『プリンセスコネクト Re:Dive Season2』『スローループ』『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』『天才王子の赤字国家再生術』『ありふれた職業で世界最強 2nd Season』『CUE!』『からかい上手の高木さん3』『その着せ替え人形は恋をする』『リアデイルの大地にて』『東京24区』『失格紋の最強賢者』『怪人開発部の黒井津さん』 『明日ちゃんのセーラー服』『現実主義勇者の王国再建記 第二部』『最遊記 RELOAD -ZEROIN-』『薔薇王の葬列』『オリエント』『錆色のアーマ -黎明-』『佐々木と宮野』『錆食いビスコ』『異世界美少女受肉おじさんと』『殺し愛』『賢者の弟子を名乗る賢者』『ドールズフロントライン』『トライブナイン』『フットサルボーイズ!!!!!』『ヴァニタスの手記 第2クール』『リーマンズクラブ』『時光代理人』『王子の本命は悪役令嬢』『イロドリミドリ』『オンエアできない!』『ぷちセカ』『闇芝居 十期』

 

 

深夜帯のリアタイ視聴が完全に体に馴染んだこともあってほとんどためることなく視聴できました。ある意味生活リズムは安定している。

特に評価が高いのは黒井津さんCUE!。黒井津さんはとにもかくにも黒井津さんが魅力的、かつまわりをかためるキャラも良い。毎週ドヨルの長い実況の最後に見て大笑いしながらウルフくんのえっちな妄想をするのが本当に楽しかったです。お仕事ものでありながら不快感を抱かせなかったのはキャラの良さかギャグへの振り幅かメギストス様の徳の高さか……。

CUE!。最初こそ大丈夫かと思ったものの、おいなりさんの回あたりからは全話良かったです。驚くことに全話良いんだ。ある程度ファンタジーで包みながらも、ミクロなところでは真に迫ったセリフでキメてくる。風船や亀井さんといった小物(亀井さんを小物と言うと六石に怒られそうだが……)の使い方も上手い。特にアフレコが舞台になったflower組の話は抜群で、アフレコの緊張感と各キャラのぶつかる壁、それを乗り越えたシーンのカタルシスはすごかった。8話最後の鹿野志穂の台詞、「ま、実力だな」で〆るところなんかは特に好きです。このアニメが2クールであることがうれしすぎる……。

他特に印象深かったアニメは、ミラちゃんのかわいさと画づくりの好ましさが忘れがたい賢でし、六番隊の話を軸にぐいぐいとシナリオと感情に引っ張られた名作幻想三國誌、明るく眩しくエロチックな明日ちゃん、豊富で安定感抜群なエピソードの数々で毎週楽しかったハコヅメ、良イロドリミドリことイロドリミドリ、「異常」という言葉が何よりふさわしい現国など。ドヨルの濃さは特筆ものでしたが、個人的にはカヨルのファ美肉→賢でしのTSアワーが一番お気に入りでした。

 

この調子でいけば目標の年間120本は余裕と思われます。

 

進捗◎

 

 

過去作:1(+2)/20

 

過去作で視聴完了したのが今のところ『ぐんまちゃん』のみ。2021年秋クールですがまあ数えていいでしょう。

他、再放送枠でうたわれるもの 偽りの仮面を12話まで、あと唐突に見始めたぱにぽにだっしゅが10話まで見終わっています。TBSの再放送でやってたコードギアスも13話までは見ていますが……。そんなわけで過去作視聴はそんなに捗ってはいません。

春にデートアライブ4期があるので未視聴の3期を見始めましたが、次に見終わるのはこれかな……。

 

ぱにぽには面白いです。かわいい女の子がナンセンスギャグとパロディネタで延々わーきゃーするアニメ、アニメの原体験的な良さがあって本当に心地よく体に染み渡るんですよね。好きなキャラは……………………綿貫さんかな……。

ぶんぶんぶぶぶん黄色いバカンスよ……。

 

進捗△

 

 

競馬

回収率:58.8% (68,690/116,800) (※4月2日現在)

 

これ無理では?

 

 

先週から購入制限から解き放たれたものの、負け額が青天井になっただけになっています。たすけて……。

 

 

進捗×

 

 

 

ラノベ

読破数:2/20

 

読み終わったのが結局『月とライカと吸血姫』の1,2巻のみ。ちょうどアニメでやった分です。アニメで見ているのでストーリーはわかっているのですが、それでも読んでいてかなりグッとくるシーンが多かったです。筆力がある。そもそもは正月休みでババッと読んでしまうつもりだったのですが、まあそううまくはいきませんね。

今読んでるのが『作詞少女』です。リステ楽曲で初期曲何曲かの作詞をしている仰木日向さんの作。作詞についてのハウツー的な要素もありつつ、けっこうラジカルな展開もありつつ……で面白いです。作詞については初めて知ることも多く、これを読んだ後で自分の好きな曲の歌詞を改めて見たりすると楽しそう。

 

とりあえず月とライカの3巻以降を読みつつ他も読みたいのを見つけていく感じかな……。

 

進捗△

 

 

 

ランニング

延べ走破距離:58.17km/300km

 

 

 

走った日数は8日。1回あたり約7キロほど走っている計算になります。

コロナに罹ったのでここ2週間は走れていませんが、それを除けばまずまずかなと。まあ目標の300キロが大したことないといえば大したことないけど。

タイム的にもそこそこ満足いっているので走ること自体は楽しいです。深夜アニメとの兼ね合いがあるので時間の捻出がネックですが……。

 

梅雨の時期と暑くなってからの時期にどうモチベーションを保てるかがカギになりそうです。

 

進捗○

 

 

麻雀

段位:雀豪2 (4月2日現在)

 

 

降段しました。

 

年初の時点では雀豪3で雀聖1もわりと射程圏内くらいだったのですが、ラスを続けざまに引きまくりあれよあれよという間に降段しました。当面は豪3復帰が目標ですが……。

スタッツを見ると放銃率はほぼ変化なしで和了率がガクっと下がっています。体感とも合っている。だからといってもっと攻めればいいというわけではないのですが。場況を見る力はついてきたように思うんですが、なかなかアガりに結びついてはいない感じかな……。

 

 

雀聖3は無理です……。

 

 

 

進捗××

 

 

 

生活

手をつけていません。

 

 

進捗×

 

 

 

というわけで2Qは過去アニメ視聴とラノベ読みをもうちょっと頑張っていきたいです。

競馬と麻雀は激・わたしってどうしたらいいですか?状態なのでツイートに嘲りのいいねをするなどして応援してやってください。一切のギャンブルをやめろ

 

 

 

 

それでは~