日記20200222_EXPASA富士川ガルラジコラボイベント

2020年2月22日土曜日、その日はとても充実した一日であったので、日記くらいの気持ちであまり整理はせずに文章として残しておきたいと思う。

 

朝起きたのは6時前だったが、家を出たのは結局7時過ぎだった。家から鈍行で富士川駅まで3時間半ほどといったところか。途中品川駅で今から新幹線課金をすれば1時間は早くつけることに気付いたが、椅子から立ち上がろうとした瞬間にドアが閉まったので結局えっちらおっちら鈍行を乗り継ぐことになった。まあいいだろう、今日はサービスエリアに行くだけなのだから。しかし結論から言えば、この日サービスエリアに3時間ほどいたのだが、まだまだ堪能したかったという気持ちだったので、新幹線課金をするかもっと早く家を出ていればよかったなと思っている。行きの電車では先週作った葬式セトリ(自分の葬式で流してほしい曲群)をシャッフル再生したり、昨日公開されたばかりのエビストのB.A.Cのサイドストーリーを読んだりしていた。

 

天気の方は、朝の天気予報では曇りもしくは雨ということだったが、途中まではかなり晴れており、これなら現地でもいい景色が見れるかなと少し期待していた。しかし富士川駅に着いたころには、すでに空は半分雲に覆われており、富士山を見ることはできなかった。

 

さて、富士川駅に着いてからは徒歩でEXPASA富士川に向かう。年始に一度徒歩で向かっていたので、地図を何も見なくてもたどり着けたことがうれしかった。徒歩30分。上りの方の歩行者出入口から入ろうとすると、ちょうど地元のおじいちゃんっぽい人二人が富士川楽座のビニール袋を提げながら歩いて出てきたところで、この歩行者用出入口利用してるのってガルラジのオタクだけじゃないんだ……と感動した。

 

着いて建物の中に入ると、さっそく富士川の三人のアナウンスが聞こえてきた。音声はあまり大きくもはっきりもしていなかったし、休日のサービスエリアの雑踏に紛れてなんと言っているかは聞き取れないくらいだったけれど、確かにあの三人のアナウンスの声が聴こえてきた。1年前、オタクたちの妄想でしかなかったことが現実になっていることが果てしなくうれしかった。当時はガルラジの質感であったりとか実在性の部分との関連でそうしたサービスエリアでのアナウンスがあったらいいなーと話していた記憶があるが、実際に耳にしたときに感じるのはそうしたこねくり回したものというよりも、もっと単純な「うれしい」という気持ちだったんだなとわかった。

 

建物内をうろうろしていると早々にオタクと合流できたので、そのまままずは山北さんが語りを担当したプラネタリウムに向かった。その回にいた数人は全員ガルラジのオタクだったんじゃないだろうか?プラネタリウムが始まると、いきなり聞き覚えしかないBGMが流れてきてさすがに吹き出してしまった。山北さんの語りもどことなくアユチのポエムを彷彿とさせるもので、そこもかなりニヤニヤしてしまった。プラネタリウム自体すごく良くて、プラネタリウムに行ったのが何年振りかもわからないけれど、今後は目についたらふらっと行ってみると楽しいだろうなと思った。内容に関しては私は星にもギリシャ神話にもあまり詳しくないのでそうなのかーというくらいだったが、どれかの星座の話で、そのおかげでギリシャに四季が生まれましたみたいな話になったところで「でも日h……ギリシャには四季があるから……」というツイートをしていた(脳内で)。あと、星と星をつないだ線の段階から「○○座です(イラストドーン)」にいく飛躍が全体的にすごくて(星座というのはそういうものなのだが)、マジで帰宅部活動記録の星座回(部長が昔の人のイマジネーションにキレる回です)のことがずっと頭に回っていた。

 

プラネタリウムが終わるとガルラジブースを少し見に行った。すると風が強く、全員集合のパネルが倒れてしまったので柵に括り付けられる形で移動させられることになっていた。その後雨まで降り出し、結局屋根の下に退避させられた。ガルラジイメージ動画を見ながら苦笑していたが、その後オタクの名前が並んでるやつで爆笑させられることになるとは……

 

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(風で倒れたせいか太もものところにダメージを負ってしまった彩美)

 

 

とりあえず、ということで中で食事。アユチおススメの生しらす丼を食べた。(日近商店の方の生しらす丼は年始に来たときに食べていたのでフードコートの方のを食べた。アユチの引換券ももらえたので) 料理が出来たら箸や水を取るのも忘れてまずテーブルに持っていって写真を撮った。我ながらオタクの思考すぎてちょっと恥ずかしい。しらす丼、アジフライもついていておいしかった。個人的にはきゅうりはいらなかった気がするけれど……

 

食べ終わったら引換券とポストカードを交換して再度外のガルラジブースへ。NEXCOの方に今日はどちらから?と聞かれたので「あっ、千葉から……」と答えたのだが、どうやって来られたんですか?の問いには「あっ……あの、車じゃなくて、電車と徒歩で来たんですけど……NEXCOさんにお金落としてなくて、すみません……」とちょっと肩をすぼめながら答えるしかなかった。しかしブースの方はいやいや、来てくれるだけですごくうれしいですから!と言ってくださったので、そういっていただけると……となった。こうしたイベントでグッズをどれくらい用意すればいいのかも正直わからないんですよね~という話もされていた。

そうこうしながら藤田ゆきのさんアクスタも含めた物販購入を済ませると、問題のオタクの名前が羅列された「この動画はこいつらに責任があります」画面が流れてきた。あまりに衝撃的だったので、それから20分弱あるガルラジイメージ動画を全部見て改めて例のシーンを写真に収めたりした。あの動画はおそらく本当にタグついてた写真を取捨選択することなくすべて使用していたっぽく、自分の家で撮った写真(「2019年はガルラジ!」の習字と手づくりもみじこおすしボート)もバッチリ使われててちょっと恥ずかしかった。

 

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(生産者表示)

 

 

次に観覧車フジスカイビューへ。今までに富士川は二度訪れていて、その二度ともソロで観覧車は乗ったのだけれど、今回はついに(オタクと)二人で乗ることに成功。で、中に入ってやったことといえばそそくさと先ほど下で買ったガルラジグッズを全部引っ張り出してテーブルに並べて集合写真を撮るというもの。……景色を見ろ!!!と言いたいところだが、すでに雨も降っており正直何も見えなかったので許してほしい。とにかくグッズがいっぱい広げられているとそれだけでうれしくなるというオタクの習性を感じた。肝心の富士川三人娘のアナウンスだが、はっきり言ってグッズ並べて写真を撮るのに夢中で、そこまで全部どんな内容だったかは覚えていない。ただやはりあの三人の声がEXPASA富士川の目玉でもあるこの観覧車の中に響いているのはめちゃくちゃうれしかった。あと毎回挟まれる英語のアナウンスで絶対笑ってしまうのでズルい。

 

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(大集合の図)

 

 

観覧車から降りると再度ガルラジブースへ。ガルラジへのメッセージで自分はアユチばりのポエムを縦書きで書いてやろうと息巻いていたのだが、結局何も思いつかなかったのでうーんうーんと唸りながら彩美への憧れを認めて貼り付ける。ここで車で来ているガルラジストたちと顔合わせをしたりした。やはりそれぞれ別々に来ているガルラジストたちがサービスエリアという場所で一堂に会するのはうれしくもあり面白くもありという感じで、今回のイベントのハイライトだったなと思う。

 

そろそろ時間もなくなってきたので、下り線へ移動して2000円分の買い物をして引換券を入手。時間があれば徳ちゃんの引換券も手に入れるためにもう一食ご飯を食べたかったが、電車の時間があり断念。雨の中を少し速足で富士川駅まで戻り、夜に2_wEiのライブが行われる川崎まで電車に乗って向かった。

 

 

というわけで本当は2_wEiのライブまで書こうと思ったがそれなりに長くなったのでとりあえずガルラジの話だけで終わりにする。文章中で何度も書いているが、やはり今回のイベントはとても「嬉しい」ものだった。こうやって富士川でコラボイベントが開かれたのも、チーム富士川が2ndシーズンでトップを取ったからであり、自分たちが物語の受け手として存在したからこその今があるというつながりを感じられたのだ。そして何より、ガルラジ公式から本当に楽しく嬉しかったんだという気持ちが伝わってきた。自分たちが生んだものが受け入れられ、楽しんでもらえているという喜びがそこにはあった。ガルラジにおいて公式とファンを繋ぐものは良くも悪くも非常に特殊なものになってしまったが、それでもそこに喜びの感情があって嫌だと思う気持ちがない限り、それはとても素晴らしいことなんじゃないかと、この特殊なつながりの中にいる自分は考えている。

 

 

スタンプラリー、そして晴れた日の富士山はまだ楽しみが残っている。是非とも3月中にはそれらを楽しむためまた富士川に行こう。そしていずれ、他のサービスエリアでもこうしたイベントが行われることを心の底から楽しみにしている。

 

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