旅に出た

 

今年の夏も旅に出ました。

 

先月に九州に一人旅したのと、先週に台湾に行った(こっちは友人らと)のが今年の旅の大きなものです。

 

今回はとりあえず九州について少し。台湾についてはたぶんここに書いたりはしないと思います。めんどくさいので。

 

九州へは一日目の朝に新幹線で小倉につき、それから

一日目:小倉→二日市→(大牟田→)熊本→八代 (鹿児島本線)

二日目:八代→人吉→吉松 (肥薩線) →都城 (吉都線) →鹿児島中央 (日豊本線) →枕崎 (指宿枕崎線) →鹿児島中央

三日目:鹿児島中央南宮崎 (日豊本線) →宮崎空港 (宮崎空港線) →南宮崎飫肥志布志→(油津→)南宮崎 (日南線) →延岡→大分 (日豊本線)

四日目:大分→中津→小倉 (日豊本線)

で九州一周しました。四日目はそのまま山陽本線をえっちらおっちら乗って家まで帰りました。四日間の移動は18きっぷを使いました。

 

大分を朝に出て中津でちょっとお土産見たり時間使っても一日で在来線だけで家までたどりつけるというのが軽く衝撃でした。家を始発で出たら一日で宮崎くらいまでは行けるってことですからね……

 

なにはともあれ写真とともに思い出を振り返ります。

 

 

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JR二日市で降りたあと西鉄二日市まで歩き、そこでレンタサイクルを借りて行きました、太宰府天満宮。梅の時期にまた来たいですね。万里小路さんは梅がよく似合いそうです。

 

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天満宮の後太宰府政庁跡に行ってビッグオーダーを感じたあと、その近くのラーメン屋さんで一杯。とてもおいしかったのと、ラーメンが安くてビビりました。(ここは確か550円だったかな) 店主と常連客が当然のようにホークスの話をしてて、福岡を感じました。

 

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次に向かったのは熊本城。熊本駅から市電に乗ってすぐでした。

写真を見ていただければわかる通り、まだだいぶボロボロでした。特に石垣は…… いつか復活した姿を見たいです。

 

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加藤神社で清正くんと記念写真をパチリ。

 

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二日目朝、肥薩線の車内から。いい感じの橋。

 

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同じく肥薩線車内から。この後の山の上をループ線スイッチバックで行く人吉ー吉松間も有名ですが、こちらの球磨川沿いの景色もきれいでした。クマー。

 

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肥薩線、山線より。ほぼまったく電波が来ないのではいふりカメラマン各位においては注意です。

 

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こちらは吉都線より。いい車窓でしたが、半分くらい寝てしまっていたのでまた乗りに来たいですね。

 

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都城駅近くの公園にて。いつか私が有名人になったとき、人々が「ここがあの人が九州を旅しているときにはいふりカメラで写真をとった公園のブランコかあ」みたいな感じで聖地巡礼的なことしてほしい(ほしくない)。

 

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都城から鹿児島中央への車内で桜島を見る。鹿児島県民にとって桜島の存在は大きいんだろうなと感じました。

 

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沖縄のゆいレールを除いて日本最南端の西大山駅。カメラを手にした人たちがホームにいっぱいいました。1分ほど停車してくれたので、私も少し降りて写真を撮ったりなど。レオちゃんもご満悦です。

 

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こちらは最南端の"始発・終着"駅、枕崎駅。思ったよりも田舎じゃなくて(失礼)、少し意外だったり。カツオ丼、カツオラーメンが美味でした。

 

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三日目、鹿児島中央から宮崎空港、そして日南線に乗り飫肥駅で下車し、酒谷川でましろたんをパチリ。今思えばこのあたりでましろたんの後ろ髪のパーツを落としてしまった気がします。うーむ。

 

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飫肥城です。城と言えば西崎芽依フレームなのは、メイちゃんの好きな科目が日本史だからです。ドンパチやってる戦国時代が好きなんでしょう、たぶん。

飫肥城はなんと言っても杉空間がすごく良かったです。この日は日差しが暑かったのですが、この杉の空間はひんやりと涼しくて最高でした。マイナー観光地なので人が少ないのもグッドです。とはいえ韓国人の家族が来ていて、さすがに日本観光で飫肥城はシブすぎるだろ……と唸りました。

 

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日南線車内より、日南海岸。とてもきれいでした。はいふりカメラは是非とも水着回からの新フレームを追加してほしい。そしたらもう一回乗りに来てはいふりカメラでぶいぶい言わせます。

余談ですが日南線車内は冷房がほとんど効いておらず、扇風機だけでなんとかしようとしていたので暑かったという思い出も……。

 

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志布志駅。種田山頭火の句が。あまりに無計画すぎて駅前を適当に散歩して駅のすぐ前にある田舎のショッピングモールみたいなところに行ってお昼ご飯を買ったら列車の時間が来てしまいました。志布志市志布志志布志志布志市役所志布志支所に行ってゲシュタルト崩壊を起こせばよかったと少し後悔しているところです。

「私コーカイ後悔航海中!あなたの後悔なんですか?」「ついついしちゃった無計画散歩だYO!」

 

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延岡駅の近くのお店で食べたチキン南蛮。宿にたどり着く終電の発車まで1時間しかないにも関わらず、30分くらいはかかると言われながらも行列に並ぶというギャンブル行為をしました。結果として間に合った上に非常においしかったのでギャンブルに勝ちました。今回の旅の食事の中で一番おいしかったと言っても過言ではないので、延岡駅で降りる機会が今後ある方は是非。

 

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四日目朝、大分駅を出発。

 

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立石志摩。反応が遅れたので電車が動いてからの撮影でブレた。

 

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福沢諭吉ゆかりの地、中津。中津駅前で。お金と言えば主計長等松美海ちゃんでしょ、というわけで自分では満足の一枚。

 

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日本三大水城の一つ、中津城。(あと二つは今治城高松城) 水城というだけあって(?)カニがわさわさしていました。実質あいうら城です。期待して行くとしょぼいと感じそうですが、期待せず行くとけっこういい感じかも。(語彙不足)

 

 

この後小倉まで日豊本線に乗り、九州の旅は終了です。今回で一応九州を一周、そして指宿枕崎線日南線の九州南部のローカル線は乗りつぶしたので、次に来たときは福岡県のちょこちょこした路線、そして佐賀、長崎を攻めていきたいです。それから久大本線豊肥本線、三セクなども……

 

 

みなさんも旅に出たなら、はいふりカメラを片手になんでもない風景や観光地を切り取り、僕やインターネットにシェアしてください。待ってます。

 

 

初めてアニメ関係ないことでブログ書く

 

いろいろあったけど、よくもまあなんとかここまで来たなあと思う。

 

何の話か。今日、学部生としておそらく最後のレポートを提出し、学部生としておそらく最後の授業に出た。その行き帰りに自転車を漕ぎながらこう思った。

初めに言っておくと、まだ院試が来週にあるので、それに受からなければ来年も学部生、もしくは院浪人ということになる。そうなってしまってはこの話もなにやらというところではあるが、まあそれはいったん置いておいて、ともかくもここまで来たのだ。

 

ここまで、というのは学部の卒業までということである。

もちろん、提出したレポートがお粗末すぎて単位がもらえなかったり、アホな過去の自分が単位計算を間違えていて卒業まで単位が足りなかったりすれば、晴れて来年も学部生ということになる。……がその類の話はとりあえず置いておくことにする。

 

ともかくもなんとかここまで来たのだ。

 

はっきりいって唐突で冗長な自分語りが続くので、あまり読むのをお薦めできるような代物ではない。しかし自分もたまにネットの海に横たわっている他人の自分語りを何の気なしに読みふけってしまうこともあるので、まあそういった感じで読まれることもあるかもしれない。とにかくここではふっと心にのぼった自分のことをちょっと書いてみたくなった。書いてみたくなったときにこういうブログをやっていると便利だ。普段とはまったく違うテンションだが、まあ実際テンションは違っているのでそれは当然だ。

 

そろそろ話を先に進めよう。

 

私は現在学部4回生であり、卒業までほぼ確定という段まできたところだ。あとやることといえば院試を受けることと春休みに遊びほうけることくらいである。

いや、よくここまできた。

私は2回生から3回生に上がるときにいわゆる転学部をした。単位取得に関して言えば楽な学部から楽な学部に移ったので、まあ楽な人生だ。しかしそれにしても、転学部をするのは単位的にはハンデには違いない。実際、私はほとんど3回生になって初めて専門の単位をとるという大学生活を送らざるを得ない状況であった。

転学部すること自体は1回生の後期あたりで決めていたので、それに伴った単位取得の計画は立てており、それによって一応まともにやれば4回生で卒業できることはわかっていた。

そのおかげで2回生は授業をとる必要性が語学くらいしかなく、かなり気ままに生活することができた。この2回生での気ままな生活は、今になって考えると自分の趣味的な領域の伸長に対して多分に貢献していたのではないかと思う。そう考えるとやはり転学部するという自分の選択はなかなかもって自分の人生に影響を与えているなあと感じる次第である。

しかし3回生ではまわりに知り合いのほとんどいない学部に放り込まれ、つまり頼る人間が同じ学部にほぼいない状態で専門の単位をとりまくるはめになった。はめになったもなにもそんなことはわかりきっていたことだったが。

今から思えばなんだかんだでそれなりに授業に出て、慣れない発表なんかもそれなりにこなし、一般教養とはやはり違った専門のレポートを書いたりと、3回生時の自分はよくやったと思う。ありがとう。よくやった。

だがよくやったとは言っても1年にとれる単位には限度というものがある。ここで言う限度は時間割的な限度ではなく、自分のキャパシティ的な限度である。そういうわけで4回生になっても卒業に必要な単位はそれなりに残った。具体的に言うと、4回生の前後期で授業が8コマずつ入っていた。後に述べるように私は教職科目もとっていたため、卒業に必要な授業という点で言えば6コマと7コマであった。

まあ半期に8コマというのは決して多くないし、中でもろくに授業に出ずとも単位取得が容易な授業もある。まあしかしそうは言っても、それがなかなかの負担になるのである。

というのも4回生には卒業論文というものが課せられる。私は冒頭で言ったように院進を考えているので就職活動はせず、その分楽であったことは間違いないが、しかし特に後期においては卒業論文に精神を蝕まれながら、授業への出席をもって生活時間を規定されるのはそれなりのストレスがあった。

しかしそんなこんなだったものの、卒業論文を一応なんとか完成させ、提出できた。諮問でもいろいろと問題点を指摘され、私はただただその通りだと感じて自分がいかに卒業論文に対して真摯に向き合っていなかったかを痛感したりもしたものの、そこでは「君これじゃ卒業できないよ」であるとか「これは論文ではないねぇ」のようなお言葉は受けることなく(中間発表のときには言われた)、まあ最低ラインのものはできたのかなと一応そういうことにしている。

そして期末レポートも、これまで数々レポートを提出してきたが(自分の学部は期末試験より期末レポートの授業が多い)、そのほぼすべてにおいて提出期限かなりギリギリでありながらも、とにかく卒業に必要な単位を揃えるまでに提出した。4回後期の期末レポートは、落とせば留年確定という点がこれまでと大きく違っており、けっこうな心的負担になっていたようにも思う。さすがにキツいかと思ったものもあったが、ともかくも提出し終えた。すごい。よくやったぞ。

 

ところで「回生」というのは「年生」と読みかえていただければよい。うちの地域ではこう言うんです。

 

で、である。はっきりいって単位を揃えてストレートで卒業する、などというのは毎年夥しいほどの大学生がやっていることである。上で2度ほど出てきているが、自分をほめたいのにはワケがある。これは一度だれかに(もしかしたらいろんな人に言ってるかもしれない)言ったことであるが、「転学部をして」「体育会の部活に入って」「教職科目もとって」「週にそれなりの量(30~40本)のアニメを見て」ストレートで卒業というのはけっこうすごいことだ、と自分をほめる口実にできると考えているからである。

 

ちなみに教職科目についてはそのほとんどを取り終え、教育実習も済ませたが、まだ少々単位が残っている。まあ、あとちょっとだし、オッケーってことにしとこう。

 

 

さて、ここから話がもう一展開する。長くなりそうだ。参った。でもブログでよかった。Twitterでこんなこと書こうと思ったらさすがに無理すぎる。

 

 

で、私は体育会の部活に入っていた。いわゆる運動部というやつだ。

まあそれにしても体育会の部活の中ではゆるい方であったのは確かであると思う。練習は週4。ほぼ週7で部活をしていた高校時代から考えれば大したことはない。

しかしだ。大学に入り、また2回生の気ままな生活を経ることにより趣味の領域がグングン伸長していった自分にとって、体育会の部活はなんというかまあ、「厳し」くなった。練習は厳しくない。何が厳しいのか。「時間を規定されること」これがなにより厳しかった。

 

練習は何曜日の何時から、決まっている。その時間は絶対空けておかなければならないし、そこで運動をする関係上その前後の時間も実質的に規定されることも多かった。具体的には例えば午前中の練習であれば徹夜して臨むのは厳しいので、その前日には夜更かしできないとかそういうことである。

それに加え、試合というものがある。それは練習とは別だ。まああんまり言うものではないがトータルでみればこれはもう「厳し」かった。自分の試合はまあ楽しい。あとはまあ、あれですよね。というかこの試合ってのはたいてい日曜日にあったり夏休みにあったりして、それはもう「厳し」い。

 

大学生は人生の夏休みというが、夏休みだからといって時間を規定されることがストレスでないはずがないのである。というか、夏休みだからこそ自分の好きなように時間を使いたいに決まっているのである。夏休み関係ないぞそれ。

 

この時間的規定が一番「厳し」かったことは間違いないが、金銭面での負担も大きかった。いやほんとに。部活動、特に大学の部活動ってのはものにもよるけどお金がかかるものなんですよ。「お金のかかる趣味」などというカテゴリーがあるけれど、「部活動」はまさにそのお金のかかる趣味なんですよね。でも世間では部活動はいいものであり、有象無象の趣味とは一線を画するものだ、という認識があるように感じるのです。実際あるのかは知らないけれど。部活だってただの趣味に人間関係がくっついた、一面的には楽しいが多面的にはめんどくさい、あとお金と時間がかかるものというだけだ、という認識を大学に入ってやっと持つことができました。よかった。もちろん部活がいいものである可能性は十分にあるのだけれど、「部活礼賛主義には賛同できないね。」ということなのだ。

 

じゃあなんでお前は体育会の部活なんかに入ったのか。それは私が4年前の自分に問い質したいことです。終わり。

 

やってみなきゃわからないことってのがあるというのは存分に分かったけれど、やってみなきゃわからないことはやってみなきゃわからないのでやってみるまでわからない。うーむ難しい。

 

フォローを入れておくと、この部活に入ってよかったと思ったことははっきり言って多いです。でも「厳し」かったことがとても多かった。というか日常的に小さな「厳し」さがつもりつもる感じが「厳し」かった。

 

 

で、です。こんだけ思っていながら4回生の引退まで辞めることなくやりました。私はたぶん「嫌々言いながら最後まで辞めずに頑張った自分をほめたい!」などとは思ってはいない。なんでこんなに考えていながら最後まで辞められなかったんだろうという後悔もあるようなないような。まあでも当時の私はそれなりに考えた上で辞めはしなかったし、それはまあ正解だっただろうと思う。漠然としているが、この問題は自分の中でいまだにまったく結論の出る気配がない問題なのである。ただ一つ言えるのは、最後「合法的に」引退したときの解放感はとてもよかったということである。まあ、過ぎた話だ。

 

 

途中からですます口調が入っているのは、読み手を意識したからに他ならない。読み手を意識すると文章が自然ですます調になるのは最近判明した自分の文章のクセである。

 

 

部活の愚痴を書きたかったわけではなかったはずだが、しかし部活の愚痴をだらだらと書きなぐる機会には恵まれなかったため、ここがいい機会だと自分が判断したのだろう。もし部活の関係者でこれを読む方がいれば、とりあえず忘れてください。いや、忘れなくてもいいんだけども。というかもう「合法的に」引退した身であるし、この愚痴はまあ、許してほしい。別にこっちから見せているわけでもないことだし……

 

一つだけ言うなら、途中で辞める人や途中で辞めることに対して否定的な感情を抱くのはあまり好きではないしよろしくもないと思う。少なくともそういった中途離脱に関して否定的な感情を抱くことに自覚的であってほしい。それだけです。別に否定的な感情を抱いていないのならいいけど、ほんとに抱かないの?そういうのは無自覚的であるだけの可能性も多いので、やっぱり自覚的であってほしいという話。こんなことを言うのは、私自身の持つイメージとして、部活動をやる人間は(途中で辞めてしまう、あるいは辞めたいと思う人間を含めて)「継続は力なり」的な、実際には「中途離脱は悪」であることの多いイデオロギーを持っていることが多いと感じているからである。あくまでイメージだけど。違ってたら私が悪い。怒っていいです。謝るまではします。

 

 

前半は詰め詰めだったのに部活の話になると急に行を空けるようになったのはなぜだかよくわからない。

 

 

 

 

本当は大学に入ってからの趣味の話、アニメの話をしようとも思ったのだけど、部活の話をしてそれなりに満足してしまったのでそろそろ終わりにしようかと。

There is no とりとめ. という感じの文章になってしまったが、随筆ってのはまあこんな感じでしょ。そうか?そもそもこれは随筆だったのか。まあそれはそれとして、わりと自分らしい文章が書けたのではないかと満足する次第であります。私はこの自分らしい文章が好きですが、みなさんにおかれましてはどうなんでしょうか。私はみなさんではないのでわかりませんが。そもそもみなさんと呼べるような読者がいるのか、ここで言うみなさんは後になって読み返している私なのではないか、いやあどうでしょう。

 

はっきりいってこっぱずかしい文章ではあるが、こんな感じの文章とか、これよりもっとアレな文章とかはネットの海に無限にただよっているので、そのへんを見ながらこれもネットの海に放出してしまいましょう。

 

 

 

 

 

 

一通り読後感を味わったら、この文章は忘れてまたいつも通りに生きてください。

 

 

 

2015年のアニメを振り返って

 

2015年も終わってしまうので、今年のアニメを振り返りたいと思います。

 

まずは去年のように、今年のアニメで10本選び、それらで打線を組んでみようと思います。打順と守備位置から私のそれぞれのアニメに対して思うところを感じ取っていただければ幸いです。

 

1 えとたま (遊)〈春〉

2 下ネタという概念が存在しない退屈な世界 (左) 〈夏〉

3 放課後のプレアデス (中)〈春〉

4 落第騎士の英雄譚 (三)〈秋〉(※ラスト数話未視聴のため暫定)

5 空戦魔道士候補生の教官 (右)〈夏〉

6 実は私は (指)〈夏〉

7 聖剣使いの禁呪詠唱 (一)〈冬〉

8 少年ハリウッド ―HOLLY STAGE FOR 50― (捕)〈冬〉

9 レーカン! (二)〈春〉

P 冴えない彼女の育て方〈冬〉

 

 

今年は春クール以降視聴数がかなり落ちてしまい、残念に思っています。一年を通しても、視聴数は去年の半分強くらいにまで落ちてしまいました。

 

それでも、今年も素晴らしい作品にたくさん出会えました。今年の一本を選ぶなら、これは文句なしで『放課後のプレアデス』です。各話ごとで見ても完成度が高かったですし、最終話までを一つとした作品全体においても大変きれいでした。宇宙の映像も美しく、映像的にも物語的にも抜きん出ていたと思います。

 

今年のトピックとして一つ取り上げたいことは、いわゆる「ラノベアニメ」についてです。

今年、「ラノベアニメ」は一つ皮を破った、そんな印象があります。まず冬期に一部で「ラノベアニメ四天王」と称された『アブソリュート・デュオ』『新妹魔王の契約者』『銃皇無尽のファフニール』『聖剣使いの禁呪詠唱』の4つが放映されました。(ラノベ原作ではないが『ISUCA』も同方向のアニメとして受け取られていた節もある)

同時期に4つ、「似た」ようなものが放映されたことで、それぞれがなにかと比べられることが多かったように思います。そしてそのことにより、「視聴者」の側、そしておそらくは「制作者」の側にも、漠然としていた「ラノベアニメ」の微妙な差異を意識的に見出すことができるようになってきたのではないかと感じました。このことにより、「ラノベアニメ」が一歩先に進んだと考えているのです。

 

それらの中でも特に注目すべきなのが『聖剣使いの禁呪詠唱』であります。このアニメは絶妙に外した笑いを誘う劇半、ところどころツッコまずにはいられない作画、なんとも言えないダサさ、そしてなにより「綴るッ!」「思い…出した!」といった決め(?)セリフなどにより、ネット上ではかなりの話題になっていました。私が注目したいのは、上に挙げたような、以前までならどちらかといえば否定的にとらえられることの方が多かったように思うこうした点が、このアニメでは長所として比較的好意的に受け止められていたように見受けられることです。ここに、「ラノベアニメ」の「視聴者」の側が一つ先に進んだと見ることができると思うのです。

 

ただ『聖剣使いの禁呪詠唱』のこうした点はどちらかというと意図せざるものであるように感じました。制作側がある程度制約のあるなかで苦肉の策をもって出したものが、図らずも笑いを誘うものになり、そしてそれが強みとして受け取られた。つまり偶然にも、ああいったアニメが生まれたと言っていいと思います。

 

「制作者」側が一つ先に進んだところを見ることができるのは、『空戦魔道士候補生の教官』です。『空戦』は監督、音響監督を稲垣氏が兼ね、ディオメディア制作ということで『聖剣使い』と制作布陣が似ていました。そして『空戦』を見ると、ところどころ笑いを誘いに来ているとしか思えない劇半、「言わなかったか?」「おせぇな…いや、俺がはええのか?」という決め(?)セリフなど、おそらく『聖剣使い』で好意的に受け取られた点を意図的に入れているように思えます。監督が同じですし十分考えられるでしょう。『空戦』は『聖剣使い』ほどには話題にならず、好意的にもとらえられなかったように思いますが、私個人としては、こうした「意図的」「人為的」な作品作りは偶然性が生んだものよりもむしろ好むところであるので、『空戦』のほうがより好きです。もちろんその点以外にもたくさん好きなところはありますが。

 

そして秋期の『落第騎士の英雄譚』は今までの「ラノベアニメ」らしさを含んでいるにも関わらず、明らかにこれまでとは一線を画した完成度をたたき出したと感じました。それには予算などの事情もあるのでしょうが、ある程度の数「ラノベアニメ」が制作され、ここでひとつの成熟期を迎え始めたと私は感じています。来年以降、「ラノベアニメ」がどう進歩していくのかを楽しみにしましょう。

 

 

また、今年は個人的に劇場版アニメをいくつか観たのですが、どれもとても良かったように思います。特にアルペジオCadenza、ガルパンはビックリするほど面白かったです。映画館で見るにふさわしいアニメを映画館で見ることができたことは今年のアニメを振り返るうえで忘れられないことです。

 

そしてなにより、今年は『帰宅部活動記録』を見たことが自分にとっては非常に大きかったです。帰宅部については以前7話しりとり回の魅力で一つブログを書きましたが、自分の生涯に刻まれるアニメで、出会うことができて大変感動するものでした。

 

最後に、以前Twitterに挙げた今年のアニメ主題歌で打線を組んだものものっけておきます。来年も良いアニメライフを送りましょう。

 

1 ノーポイッ! (ご注文はうさぎですか??OP)〈秋〉

2 Stella-rium (放課後のプレアデスOP)〈春〉

3 FRYING FAFNIR (銃皇無尽のファフニールOP)〈冬〉

4 スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック (ヴァルキリードライヴマーメイドED)〈秋〉

5 ファッとして桃源郷 (てーきゅう4期OP)〈春〉

6 アイデンティティ (落第騎士の英雄譚OP)〈秋〉

7 マグナ・イデア (聖剣使いの禁呪詠唱ED)〈冬〉

8 HOLLY TRIP (少年ハリウッド ―HOLLY STAGE FOR 50―OP)〈冬〉

9 ジュ・ジュテーム・コミュニケーション (アクエリオンロゴスED1)〈夏〉

P D.O.B. (空戦魔道士候補生の教官OP)〈夏〉

 

 

 

 

帰宅部活動記録第7話 ―通称しりとり回― の魅力

 

現在、『帰宅部活動記録』7話~12話がニコニコチャンネルで無料配信中です。先週の6話までの無料配信も好評だったようで、6話の再生数は5万を超え、3話はニコニコ動画のトップページにオススメとして登場していたこともあり、8万を超える再生数となりました。

4話以降の再生数はほぼ変わらずであり、このことは「4話まで見た人はみなこの作品にハマった」ことを意味していると言えます。これは大変うれしいことです。

 

さて、後半の無料配信が始まったということで(もうすでに数日経ってしまいましたが)、私が最も好きな第7話の魅力について少し書いてみようと思います。

 

この7話、帰宅部活動記録がお好きなみなさまはご存じでしょうが、ファンの間でも人気の高いエピソードとなっています。シリーズ構成の雑破業氏も、BDの特典のスタッフインタビューの中で「しりとり回は原作でも人気の高いエピソード」と語っており、中盤のヤマとしてしりとり回は7話に配置されたようです。

 

ちなみにネタバレを多分に含んでいるので(放映終了して2年以上が経っていてネタバレも何もという感じもありますが)、できれば未視聴の方は一度7話を見てからこれを読んでいただければと思います。

 

内容に関して、まずはなんといっても「原作でも人気の高いエピソード」たる、記録の二十一「封じられた言葉!!」と記録の二十二「激闘の果て!!」について言及せねばなりません。

 

思いがけず部室に二人きりになった桜先輩と夏希は「タブーカードしりとり」をすることになります。

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「タブーカード」ルールが加わったものの、たかがしりとり…と思っていた夏希(と視聴者)とは裏腹に、なにやら真剣な雰囲気の画面と桜先輩。そしてしりとりが始まると…

 

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突然の「初手崩し」とやたらとカッコいい実況(CV:島﨑信長)に一気に引きこまれます。

この、「たかがしりとりでしょ?」からの「そうだった…これは『帰宅部活動記録』だった…!」という流れがまず素晴らしい。

さらに出てくるしりとりワード「る責め」

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「初手崩し」のときの「しりとりは[ぱ]から」という格言や「初手崩し」この「る責め」、後に出る「対抗手段 -カウンターワード-」など、子どものころにしりとりをしていた人(つまりすべての人)ならみな一度は考えたであろうようなことを、一つ一つ「用語」にして出していくところもこの回のおもしろいところの一つであると思います。

 

そうして始まった「タブーカードしりとり」、続いては二人の女子高生離れした語彙力に脱帽です。おそらく事前に考えていたであろう桜先輩はまだしも、突然勝負をしかけられてここまで「る」で始まる単語を出し続けられる夏希はすごい。

ただ二人が単語を言い合うだけの退屈になりそうな画面を、なんとか工夫して単調にならないようにしているのもポイントです。

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夏希のID、アホ毛って……

 

「カウンター」を仕掛けようとするも「ルール」を封じられていることに気付く夏希、このときの夏希の「るあ…るい…るう…るえ… 頭の中で辞書をめくれ!!!」というセリフは、自分もしりとりでつまったときによくやっていたことそのままであったので、初見時(まあ今でもですが)めちゃくちゃ笑ってしまいました。

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そしてたどり着く「ルール」以外の「対抗手段 -カウンターワード-」、「ルーブル」ですが、実は……

 

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ばっちりホワイトボードに書かれています。夏希ー!右!右!

誰が書いたんだろう…

 

CM(2分の帰宅部)をはさみBパート。終始圧倒していた桜先輩の顔がくもり始め、逆に「う責め」を始めた夏希は「恐竜」「牛乳」と力強く返していきます。完全にAパートとは攻守逆転といった感じが気持ちいい。

 

そしてついに決着のとき。Aパートで、夏希はタブーカードに書かれている言葉が「る」で始まる単語であることを感じたとき「さっきは安易に答えてしまったけれど、なるべくマイナーな単語を選択した方がいいかも…」と考えていました。それとまったく同じに、桜先輩も「う責め」によりタブーカードに書かれている言葉が「う」で始まる単語であることを感じます。

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そして同じように「なるべくマイナーな単語を選択した方がいいか」と考える桜先輩。Aパートの夏希と鏡のようになっていますが、これが勝負を決します。

「マイナーな単語」を選んだ結果夏希のタブーカード「うみぼうず」で返してしまった桜先輩。うーんこれぞ勝負のアヤといった感じ。

 

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最後は桜先輩の髪留めをつけ(させられ)たかわいい夏希でしっかりオチもつきます。

 

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…とまあここまでは「しりとり回」のわかりやすい、おもしろいところです。

 

 

アニメ『帰宅部活動記録』の作品としての魅力のうちの一つは、「ネタ振りが画面の至るところに散りばめられ、それがすぐにあるいは回をまたいで回収されることによって得られるカタルシス」だと思っています。例えば先ほどの「ルーブル」もそうでした。

 

他にも、唐突なようにも思える「うみぼうず」ですが、しっかりネタ振りがなされています。

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これは第4話 記録の十四「テコ入れの原理」冒頭です。一瞬ですが海坊主が映っています。この一瞬のネタ振りを2話空けてから大一番のオチとして回収…これがこのアニメの醍醐味なんです!

 

そして、7話のアバンも、ただのサービスカット…

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というだけでなく、しっかりネタ振りになっています。

 

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そう、7月4日は…安藤夏希ちゃんの誕生日なんです!

原作の作中では誕生日がいつかは言及されているので、原作を読んだ人ならこのシーンで今回は何をやるかわかったはず…果たして、この第7話の記録の二十三「サプライズ・パーティー」で夏希の誕生日をお祝いしています。

 

そしてこの「サプライズ・パーティー」、これも含めて、「しりとり回」なんです!

というのも、次のキャプ画を見てください。

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おわかりいただけますでしょうか、うみぼうずの「ず」からのしりとりになっているのです。そしていろはの「は」に続いて…

 

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「ハッピーバースデイ夏希」!さらにさらに…

 

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Cパートでの、シリトリル(←おそらくしりとり+デュエル)を戦った2人以外の3人でのしりとりシーン。「ハッピーバースデイ夏希」の「き」から始まり、「きつね」「ねこ」「こおり」「りぼん」

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これが「しりとり回」「しりとり回」たる所以なのです。

エピソードをまたがって、そしてEDをはさんでもひたすらにひとつのテーマ「しりとり」をやりつづける美しい回。これが僕が『帰宅部活動記録』の一番好きな回として第7話、通称「しりとり回」を挙げる理由です。

 

この回で行われたしりとりをまとめると、

「しりとり」→「リスザル」「ルーレット」「トンネル」「ルーズソックス」「ストール」「ルイベ」「ベール」「ルーチンワーク」「クロール」「類義語」「ゴール」ルクセンブルク「クリアファイル」「ルアー」「アーガイル」「ルイ国王」「ウール」「ルーキー」「キーホール」ルーマニア「アルミホイル」ルワンダダートトライアル「ルージュ」ジュブナイル「ルーペ」「ペアレンタルコントロール」ルーズベルト大統領」ウェディングベル」「流刑」イーゼル「累乗」「海蛍」ルネサンス「スマイル」「ループタイ」「イニシャル」ルーブルルノワールルイジアナ州」「ウミガメ」「メイフラワー号」宇治金時「恐竜」「うさぎ」「牛乳」「うるう年」「書道」「うみぼうず」「図工」「打ち上げ花火」ビフテキ「キウイ」「いちごケーキ」「期待」「いろは」「ハッピーバースデイ夏希」「きつね」「ねこ」「こおり」「リボン」

 

となります。

 

余談ですが、7話のこのアイキャッチが僕は大好きです。

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 ところで、この回に関してはもう一つ言っておきたいことがあります。

ここまでの、全パートにわたってしりとりが繰り広げられている、ということはみなさんも気付いていたことではあると思います。

僕がこの回を大変評価しているのにはもう一つあって、それは原作からのエピソードのチョイスと改変ということについてです。

 

もともと「封じられた言葉!!」「激闘の果て!!」は原作では第15話16話のエピソードであり、「サプライズ・パーティー」は第37話のエピソードです。つまり、これらは元々特に関係のないエピソードなのです。そして原作ではもちろん「サプライズ・パーティー」の中でしりとりは繰り広げられておらず、大筋は同じですが「図工」や「ビフテキ」などの言葉は原作では一切登場していません。

さらに言えば、アバンとCパートは完全にアニメオリジナルになっています。

このように、「封じられた言葉!!」「激闘の果て!!」という原作の人気エピソードをやる、というだけでなく、そこでのネタを最大限膨らませて、原作では直接関係のなかったエピソードをもってきて少し改変を加え、またアバンとCパートにはアニメオリジナルのパートを加えることで、帰宅部活動記録第7話」として一つの完成された回に仕上げたこと、これもまた、この回の本当に素晴らしい点であると感じています。

 

おそらく「封じられた言葉!!」と「激闘の果て!!」をやるだけでもその回は神回などと言われたでしょう。それら自体がおもしろいのですから。

しかし、それだけではなく、30分の一本のアニメとしての完成度を高めるこの構成は本当にお見事と言えるものです。もちろん、このようにただ原作の順番通りにするのではなく、30分の、そして1クール12話のアニメとしてどうやったら一番おもしろくなるか、ということを考えながらの構成というのはこのアニメ全編にわたってなされており、それらはすべて見事な仕事です。

 

このあり方は、基本一話完結のギャグマンガを30分×12話のテレビアニメ化するにあたって理想的なものだと思います。そしてそれをサボることなく丁寧に、本気でやり遂げた『帰宅部活動記録』こそは、空前絶後のギャグアニメとして今後も私の心の中に、そしてみなさんの心の中に、さらには深夜アニメ史に残ると信じています。

 

 

最後はかなり信者チックな締め方になってしまいましたが、このアニメは本当におもしろいということが、一人でも多くの人に伝わればいいなあと思います。

そして、今の無料配信というまたとない機会に、より多くの、一人でも多くの人にこのアニメを見てもらい、そして一人でも多くの人がこのアニメを好きになってくれたら本当の本当にうれしい、そう心の底から思っています。

 

 

 

そしてあなたもあるときふとこの作品を思い出して、「ぬるま湯のようなしりとり」ではなく、「相手を潰すしりとり」をやってみる日が来たりするかもしれません…

 

 

 

劇場版蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA- Cadenza を2回見ました

 

タイトルの通りです。初回は一人で、2回目は友人と見に行きました。

 

劇場で2回以上見た映画というのはおそらく自分の人生で初めてであるように思います。そもそも映画を見た回数というのがかなり少ないのでなんとも言えませんが。

 

 

さて、感想を書いていきたいと思います。ネタバレくらうのは勘弁だという方は映画館で見てから気が向いたらこちらを読んでいただければ。

 

 

まず、とにかく面白かったです。公開一週間で2回見てるんだからそりゃそうだろうという話ですが。

しかし、この作品は映画館で映える作品であると改めて感じました。発売されたパッケージを何度も見るよりも、たった一度でも映画館で見た方が断然楽しめると、そう思います。

 

 

話のとっかかりとして、非常に雑にではありますが点数をつけ、それによって映画を振り返り、自分が今この時点で何に感銘を受け、何に突き動かされてわざわざブログを書いているのかを、未来の自分とみなさんにお伝えしようと思います。

 

・基本項目 (100点満点)

 ストーリー:70点

 音楽:90点

 CG:100点

 

・個別ボーナス加点項目 (青天井)

 海戦:25000点

 生徒会

  ヒエイ:5000点

  ミョウコウ:2000点

  アシガラ:7000点

  ナチ:6000点

  ハグロ:2000点

   計:22000点

 制服メガネタカオ:1500点

 ドリル:700点

 いおりのおっぱい:300点

 静の入浴関連シーン:500点

 

・個別減点項目

 メンタルモデルキリシマ(人間型キリシマ)が出てこなかった:-150点

 ハルナとキリシマが援護に来たとき、ハルナが「来たよ。」と言わなかった:-300点

 

 

こんな感じです。(適当に過ぎる)

 

まずストーリーについては、うまくまとまっていて文句が出るほどのことはないけれど、このストーリーをもっておもしろかったと言うには物足りない、という感じです。結局米軍とは……振動弾頭とは…… 上陰さんは制服メガネタカオを出すためだけに出てきたという感じすらある。(それはそれでいい仕事してるけど)

ですがほぼ全員分の見せ場をつくり、その上で物語を一つたたんだという点では高評価です。

 

音楽、とてもよかったです。特に戦闘シーンでのBGMは映像ともあいまってすごく高まるものでした。ベーリング海峡を抜けようとするもナチに見つかってしまった瞬間にBGMが入り、一気に緊迫する様は自分の屈指のお気に入りのシーンです。

「Blue Destiny」もアルペジオという一つのアニメ作品の最後のエンディングとしてふさわしいだけの名曲であると思います。

 

CGは言うことがありません。女の子のかわいい表情から艦艇のカッコいい動きまで、CGというのはここまで幅広くかつ素晴らしい表現方法としてのポテンシャルがあったんだなあとただただ敬服する限りです。今後もまたいずれこのような素晴らしいクオリティのCG作品が出てくるだろうし、また出てきてほしいと思います。とはいえ、CGにあらざればアニメでなし!みたいな時代が来るのは勘弁と思ってしまいますね。

 

 

個別ボーナスの話をします。

 

こちらは見ていて自分が特に最高!と思ったシーンであるとかキャラクターであるとかに点数を入れてみたのですが、「海戦」とか「生徒会」とかざっくりしてますね……

 

なにはともあれ、作品中何度か行われた「海戦」(海中戦を含む)についてですが、とにかくこれが最高に素晴らしかったです。テレビシリーズ、劇場版1作目でも幾度となく出てきた海戦シーンですが、やはり素晴らしい。ストーリー部分をカットしてこの海戦パートだけ5回くらい流す劇場とかあれば是非とも行くよってな感じです。

フルCGだからこその、圧倒的な画面にはただただすごいとしか言えないものがあります。これはもう面白いと言うしかない。もちろんただすごいだけでなくいろいろと考えられているということもわかります。でもやっぱり

 

すごい!面白い!!もう一回見たい!!!何度でも見たい!!!!これを映画館で見られるなんて幸せだーーーーー!!!!!

 

という気持ちにさせてくれる、この作品のキモだと思っています。

自分はアルペジオというアニメ作品を「感動巨編」としてではなく「娯楽大作」として楽しんでいるのだということをふと思いました。

 

次に生徒会。こちらもこのCadenzaの主役といっていい活躍だったと思います。彼女らはこの劇場作品を何倍にも面白くしてくれました。

 

まずは生徒会室での定例会(「第」の字が略字になっているのがよい!)、ここで生徒会メンバーの個性が明らかになりました。霧の艦隊が生徒会会議をしているというなんとも言えないシュールさもさることながら、これが第46回目であるということなどツッコミどころは満載。さも当然であるかのように、いつも通りに会議をゆるーくこなす5人。不思議と惹きこまれてしまいます。

それぞれのメンバーで見てみると…

 

ヒエイはお堅いキャラでありながら、おそらくは笑わせるつもりなんてなくて大真面目に言ってるのでしょうが、タカオに対して「退学です!」とかコンゴウに対して「不良」と言い放ったり、どんだけ生徒会設定好きなんだよという感じで、愛すべきカタブツキャラと化していました。「霧の風紀は地球の風紀」もヒエイが言いたいって言い出してやるようになったんだろうなあ…

ですが、イオナがブースターエンジンでベーリング海峡を離脱するときの

「ナチ!見失うな!!!」

というセリフと、その後膝から崩れ落ちるシーンは、ヒエイが何を思いながら、何のために戦っていたのか、そしてそれに自分のどれだけを依存していたのかということが感じられる、僕の最も好きなシーンです。M・A・Oさん素晴らしかった……

 

一人飛ばしてアシガラ。アシガラは生徒会5人の中でもおそらく最も目立っていて、それゆえにか点数も最も高くなりました。

実際アシガラの存在は非常に大きいと思っていて、というのも、比較的シリアスキャラの多い今作において、最初から最後まで「戦闘バカ」であったアシガラは、作品そのものの「娯楽性」を大きく高めてくれたと思うからです。ちょこまか動いてかわいくギャグ要因でもあるアシガラは、ともするとぐーーっと肩ひじ張って最後まで見てしまいそうなこの作品の、一種の清涼剤となっていたという風に思えました。

アシガラ自体についてもとても好きなキャラで、三森さんのアホの子ボイスはかわいかったですし、銛による戦闘はとにかくカッコいいの一言。暴走しながらも生徒会のメンバーを信頼しているところもポイント高いです。

 

そしてナチ。こちら直接に戦闘はほぼしていませんが、索敵特化もまたカッコいい。ベーリング海峡戦での「見つけた。」は震えるほどにカッコよかったです。座布団に正座しているのも非常にグッド。ときおり見せる毒舌もたまりません。

もう一つナチで忘れてはいけないのが、アシガラとのコンビ戦闘で敗北後、ずぶぬれになった制服のスカートを絞るシーンです。見たあなたはわかると思いますがあそこのシーンはものすごくフェティシズムを刺激する画面になっています。というか僕は大いに刺激されました。あのシーンは天才。

 

ミョウコウ、ハグロについて。アシガラとナチに比べると戦闘シーンが一つ少なかったので多少点数も低くなってしまいましたが、それでも二人ともいいキャラであったことは間違いありません。ハグロはほとんど双葉杏ちゃんになっていましたが。

ミョウコウがナチの索敵データを同期するときに眼帯が緑色に光ったところはおっ、と思う演出でしたし、ハグロの変態的機動力は霧のオーパーツっぷりを存分に見せつけるものでした。

 

とにもかくにも生徒会の面々は非常に魅力的で、スタッフロールでの5人もとてもかわいかったので、是非ともなんとかしてまたこの5人が動いているのをみたいなあと思う次第です。生徒会スピンオフとか作ってくれないかなあ……

 

制服メガネタカオ、これ最初出てきたときは劇場で思わずガッツポーズをしそうになりました。それくらいエロかわいくて最高でしたね……もし家でひとりで見ていたら確実に「それ!(大声)」とか言ってしまってたと思います。オタク炸裂です。

 

ドリル、カッコよかったです。勝手に改蔵…もとい改造してしまうヒュウガの茶目っ気も素敵です。アシガラがドリルをカッコいい~!と言ったときは僕も心の中で(わかる!カッコいい!)と言ってました。

 

いおりのおっぱいはTシャツによく映えていました(完)

あのいおりが水浸しになったシーン、あのときのいおりを見たかった……(ゲス顔)

 

静の入浴関連シーン、静の下着がかわいいやつということに尽きます。見えないところのオシャレにも気を使うタイプなんですね。つまり下のk……

下の毛も処理してそうですね

また一つ知見を得てしまった。(股だけに)

 

…………

 

 

個別減点項目に関しては、もしこれがクリアされてたら点数爆上げだったのにな……というところです。つまりは僕の好みです。

でもキリクマじゃないキリシマって人気あるらしいですよ。あなたはどうでしょう。

 

あと贅沢を言えばハルナの「シャキーン」も聞きたかったですね。まあ入れてたら入れてたで無理矢理感が出てたかもしれませんが。

 

 

 

なにはともあれ、アルペジオという作品に出合い、運よく劇場版にまでなり、それを1作目2作目共に劇場で見ることができたことは「人生生きててよかったこと」に刻まれました。

願わくは自分が定年退職した後に、もう一度"劇場で"この作品が見たいです。

 

…数十年後とかになったら劇場視聴サービスみたいなのできるようになってないかなあ……

 

 

人生二度目の声優お渡し会 吉田有里さん

 

昨日、『お祓え!西神社』という西明日香さんと吉田有里さんによるネット声優番組のイベントに行ってきた。1時間ほどのイベントにお渡し会もついたものであった。

これはイベントの内容をレポートするものではなく、このたび行って考えたことなんかをつらつら書き落とそうとするものにすぎない。

 

 

自分にとってこのイベントに参加するということは大げさに言えば革命的出来事だったと言っていい。なぜなら、このイベントはまったくもってアニメとの関連がなく、純粋な「声優イベント」であったからである。

『ミリオンドール』で在宅オタと現場オタについての話をしているが、自分は8:2くらいで在宅オタのつもりである。イベントに行くのは年に数回で、ライブイベントとその他のイベントが半々か後者が少し多いかという感覚だ。それ以外は基本引きこもってアニメを見ているわけである。ただ、ガンガンイベントに行っているような現場オタを苦々しく思っているようなことはなく、むしろ楽しそうでいいなあと思っている気持ちだったりする。

「イベントに行く」と言っても、自分にとってそれは(基本的には)アニメが前提となるものである。(であるので、現場によく行くけれどそれに関連するアニメをあんまり見ていないというオタクについては多少苦々しく思うところはあったりする。人それぞれなのでわざわざツッコみはしないが) 特定アニメのイベントやアニソンライブなどというのはアニメを知っているからこそ楽しめるし、知っているから参加しようと思う。自分も参加するならそういうものに限るなあなどと考えているのである。

しかし今回行ったイベントはそういったものとは明らかに一線を画したものといっていい。

 

ではなぜ高い交通費をかけてまで参加しようと思ったのか。正直に言うと「吉田有里さんとお渡し会でお話したい」これが九割以上のモチベーションとなっていた。自分は『洲崎西』リスナーではないということもあり、西明日香さんに会いたいということはそれほどモチベーションにはなっていなかったのである。

つまり、それほどまでに自分の中で吉田有里さんは大きな存在であったのだということを再確認した次第であった。

 

なぜそこまで吉田有里さんを好きになったのか。もちろん声とか演技が好きで、ということはあるだろう。しかし自分の中ではその理由を大きく二つのことに求めることができると思っている。これはおそらくは他の声優でも当てはまることだろうと思っているのだが。

 

 

まず初めに、吉田有里さんのアニメとしてのモブも含めたデビュー作である『未確認で進行形』をリアルタイムで見ていたことが挙げられる。Wikipediaに載っているお仕事自体は未確認で進行形の1年少し前の『電撃作戦トルネイド』というCDが初めてであったようだが、やはりアニメという媒体での存在をその誕生から見守り続けることができているということが大きいのだと思う。大抵の声優さんの場合、いくつかモブをやったりサブキャラをやったりしてからメインに抜擢され、自分はそこで名前を知ってから「ああ、あのアニメにも出ていたのか、ふーん」などと思うものである。その場合、声優さん本人の意識と自分の意識に"差"が出てきてしまい、そこの差をある意味での「コンプレックス」に感じてしまうことが心のどこかであるように思う。

そういった「コンプレックス」というのが少ないままにファンになれたというところが、自分が吉田有里さんを好きになっていった理由の一つであると思う。(もし『電撃作戦トルネイド』のときから好きになることができていれば、それは完璧と言えるかもしれない。そこまでの人がどれだけいるかはわからないが)

 

また付け足しとして、『未確認で進行形』を見ていた当時、自分は深夜アニメを見始めるようになってまだ1年程度であり、その当時出ていた声優さんたちのほぼ全員が自分の見たことのないアニメにも出演経験がある人たちだったのである。そんな中、『未確認で進行形』はメインの3人(照井春佳、松井恵理子、吉田有里)は全員がメインキャラクターを張るのは初めてと言っていい状態で、かつその中でも吉田有里さんは以上のようなワケだったのである。つまり、自分にとっておそらく初めて「声優さんのデビューをこの目で見た(この耳で聴いた)」ということがはっきりと意識的にできたアニメであり、声優さんであったということになる。その自分にとっての「初めて」という感覚がその3人、特に吉田有里さんを好きになるという感情に大きく作用したことは想像に難くない。

 

 

そしてもう一つの理由として、『未確認で進行形ラジオ』の存在が挙げられる。

声優ラジオというくくりだと、それ以前にもいくつか聴いたことはあるのだが、「アニラジ」というくくりで言うとこのラジオが初めてであった。またそれまで聴いたことのある声優ラジオは始まってからかなり時間が経ってから初めて聴いており、また定期的に聴いていたわけでもないことから、最初から(正確に言うと初めて聴いたのは第五回かそこらへんだったように思うが)定期的に聴いていたという点においても初めてのラジオであった。

 

さっきから「初めて」という言葉をあまりに多用しており処女厨みたいで嫌だがそこは気にせず次に進める。

 

さっきのこととも通じるが、初めてメインを務める3人、もちろんラジオも初めての経験であったようである。そして自分もアニラジを聴くのは初めてである。そこに意識の共有のようなものを感じることができ、3人の素晴らしいバランスも相まってそのラジオが、アニメが、そしてその3人が、そして吉田有里さんが大好きになっていった。

ラジオというのは台本を通してということにはなるが、声優さんの素に迫ることができるもので、その後を含めても自分が声優さんを好きになるにあたってラジオの存在は非常に大きいと思っている。

 

で、その『未確認で進行形』ラジオの中で自分は人生で初めてラジオにメールを送り、人生で初めてメールが採用されたのである。(初めて送ったものと初めて採用されたものは違うメールだが) その採用されたメールは吉田有里さんに言及するふつおたで、採用記念としてサインとメッセージ入りのステッカーをいただくことまでできた。(もちろんそんなことは初めてのことである) 余談だがDJCDは全巻購入し、その回はそれこそ何度も聴いたのでその回の流れや自分以外の読まれたメールはほとんど暗記してしまっていたりする。

 

 

……というところでお渡し会に話を戻すのだが、吉田有里さんとのお渡し会に行きたかったのは、その記念ステッカーを見せて、ありがとうございましたと報告がしたかったからなのである。

もちろんそんなことは未確認で進行形関連のお渡し会でするべきなのであろうが、なにぶん今後その機会があるかは未確定なのである。今回は意を決して「これ、覚えてらっしゃいます…?」とステッカーを見せた。すると「…………ああー!!!覚えてます覚えてます!」とうれしいお声。第一部ではそんな感じで、第二部では(一部と二部両方参加した) 吉田有里さんの前に立つと「夜の部の方もありがとうございます」と言われ、覚えてもらっていたことに感激を隠せない状態に。「そんなこともありましたねえ…(しみじみ)」という言葉が聞け、ここでも「懐かしい」という「感覚の共有」がものすごく自分を気持ちを高揚させたことをよく覚えている。さらには「また会いましょうね」という言葉までかけてもらい、完全にむちゃくちゃにうれしくなってしまったのであった。

 

接近戦で覚えてもらうとかまた会いましょうという声をかけてもらうとかいうことは、そういったイベントに頻繁に行っている人からすれば、もちろんうれしいのはうれしいだろうけれども、なくはないことなのだと思う。だが、これまで散々好きだという思いを溜めて、初めて実際にお会いすることができてそれだけで感無量なのに、あまつさえ上記のようなことを言ってもらうことができたのである。色々なことが合わさって吉田有里さんという声優を好きになり、さらにそうしたことが作用しあい複合しあって今回最高の形で初めての接近戦を終えることができた。大げさに言えば一つの到達点と言っていいかもしれない。

 

そしてこの到達点はアニメを発端としながらアニメとは関係のないところで達成されてしまった。声優オタクとはなんなのか。自分はどこまでいってもアニメオタクであり、声優オタクであるのはアニメオタクであってこそだというように思っていた。今も今後もこれは変わらないとは思うけれども、今後のオタク活動を考えるにおいても今回のことは一つ大きなことであったと思ったので長ったらしいブログを書いたというところなのである。

 

これまでアニメを介さずに声優さんを好きになったことはない。いくら名前を知っていても、アニメに出演してキャラクター等を演じているのを見たことがなければそれは「知らない声優」である。例えば、麻倉ももさんはこれまで名前は聞いたことがあるけれども「知らない声優」であったのを、今期Charlotteに出演しているのを見て、初めて声優としての存在を知ったことになっていたりする。

弁明だが、アニメ出演だけが声優の仕事と考えているわけではもちろんない。ゲーム、外画吹き替え、CMや番組ナレーション、ラジオ、歌唱活動、そしてバラエティまで。バラエティは置いておいて、その他上に挙げたものは立派に声優の仕事として挙げられるべきものであると思っている。声を商売道具にしている以上、私は声優がラジオや歌といった範囲をカバーすることになんの問題もないと思っている。バラエティについても、声優がする必要性は感じていないけれども、するべきでないとは全く思わないし、需要もそれなりにあるというところもあり、特にまだ売れていない声優にとっては大切な仕事となっているのだろうと思ったりもする。

 

それでも自分にとっては、「アニメ」というものを抜きにしては声優は存在しえないと感じている。それは自分がアニメが好きだからであり、誤解を恐れずに言うと、アニメを抜きにしてはオタクたりえないという一種凝り固まった信条があるからだ。

この信条が今後どこまで有名無実化するのか、ないしはすでにそうなっているのを見ないふりをしているだけなのか、もしくはやはりこの信条を今後も固く持ち続けるのか。潜在的オタク歴はまあそこそこだと思っているが、本格的オタク歴はまだまだ短い。そんな自分を顧みるにあたって、昨日のイベントを振り返りながらのこのオタオタしい文章をネットの海に残していくことにする。

 

 

 

今後見ておきたいアニメメモ

 

アニメメモって言いにくい

 

一応いくつか区切りがついたりして、以前よりは時間に余裕ができた(はず)ということで、まだ見たことはないんだけれど、今後(少なくとも夏休みが終わるまでには)見ておきたいアニメを思いつく限りメモとして置いておこうと思う。

 

セイントオクトーバー

 どこかで誰かが「ファンタジスタドール0期」と形容していたアニメ。たぶん自分が好きなタイプのアニメなんだろうなあという類のニオイがする。

 

プリンセスナイン 如月女子高野球部

 大正野球娘。を見て、女の子+野球いいぞ!となったところで存在を知ったアニメ。余談だが最近ではソウルイーターノットの野球回やSHIROBAKOのバッティングセンター回が最高だった。

 

夢喰いメリー

 佐倉綾音さんのヒロインデビュー作なので。正直なところ内容的には自分が好きになるとはあまり思えないけれども……

 

・この中に一人、妹がいる!

 同じく佐倉綾音さんの代表作ということで。「このおしっこマニア!」 こちらは多分自分が好きになるタイプのアニメだと思う。

 

問題児たちが異世界から来るそうですよ?

 こちらはブリドカット・セーラ・恵美さんのヒロインデビュー作ということで。制作:ディオメディアとか主題歌野水いおりとか、それでなくともけっこう見たくなる雰囲気はある。あと久野ちゃんも出てるらしい。

 

とらドラ!

 初見がこの年でいいんだろうか…… 人生のいつの時期に見るかでいろいろと評価とかが変わってきそうなアニメ、と勝手にイメージしているけれど詳しい中身は知らない。

 

アイカツ!

 見ます。そして見たらまあおそらくハマる気もします。でももしかしたら意外とフラットに見れるかもしれない。

 

・プリパラ

 実はアイカツ!よりこちらを見たい。というかこれをこそ見たい。多分とても好きになるタイプの女児アニメだと思う。

 

チャージマン研!

 一時期話題になったときに気になっていたが、完全に見る機会を失ってしまっていた。なぜだかはよくわからないが、このアニメのキャプ画を見るとパワポケ9を思い出す。おそらくパワポケ9に出てくるダチョウの感じや、裏サクセスの宇宙編の感じを想起させるのだろう。

 

・勝手に改蔵

 OVAですが一応。大学に入ったら買って見るんだ~と思っていたのにいつの間にか存在を忘れてしまっていた。最近思い出したのでちゃんとOVA買って見たいなあと。

 

 

 

まああくまで個人的なメモなので、「いやいやそれよりこれ見た方がいいよ!」みたいなのはありがたく受け取るとしても、とりあえずはここに挙げたのを今の自分は見たいと思っているというところで。

 

とりあえず10タイトルだけ挙げたけれども全て見ることができるかははなはだ怪しいところ。というのも春アニメでもあんまり見れているとは言えないような状況で、去年あたりからたまっているものを最後まで見きるのもやっていかなくてはならない、というかやっていきたいと思っていて……

平気な顔して一日に20話も30話も見れるような人間ではないので、ぼちぼちでいいのでここに挙げたやつくらいはある程度見たと言えるようにしたいというのが今夏の目標といったところ。

 

 

 

本当は卒論とか院試勉強とかいうのが重く重くのしかかっているんだ……